2005年11月30日

大江共同作業所が法人化へ

懸念されていた共同作業所の法人化がいよいよかなえられました。
今後は小規模通所授産施設として新たな一歩を踏み出します。

ただ「今後どう運営していくか?」
いうことを町全体で考えていかなくてはならないと思います。

確かに法人化は認可されました。そのことは喜ばしいことであります。しかし、今後の共同作業所を待ち構えているのは「合併の弊害」かもしれません。福知山市では作業所への補助金は出していません。しかもこれまで舞鶴市から出ていた補助金も合併後は「出るどうか」わからない状況です。このことについては共産党の大槻議員が総務文教常任委員会で保健福祉課長に「舞鶴市と協議をしたのか?」と質問されていました。

帰って来た答えは「まだです」とのことです。これは9月議会での話です。つまり町外の入居者に対しての補助金がこれまでは出ていたわけです。そのことに対する補助がどうなるのか、という質問を大槻議員はされたわけです。そのことに対し保健福祉課長は「まだ協議はしていないが、おそらく補助は貰えないであろう」と答えたわけです。

実際に聞いてもいないのに「貰えないと思う」というのはいかがなものでしょう?
また「合併を控えてるからこそ」素早い協議が必要であったのではないでしょうか?

僕は恥ずかしながら、まだ作業所についての認識が浅いです。だからこれまで質問ができませんでした。ただ思ったのは「前任者との引継がうまくいっているのか?」という点です。答弁が進歩していないんですよ、いや能力的なことではなくてね。状況が全く進んでいない答えだらけでした。

僕は共同作業所については、これまでの議員の方が圧倒的に僕よりよく勉強されています。言い換えれば、経験の差かもしれません。ただそうであっても今回の法人化を「喜んで」ばかりいれられないのは理解できます。

いかにして作業所と町民が協力して、共同作業所を「これまで以上」に発展させるかが大事なことだと思います。

そのためには、「いろんな壁を越えて」みんなが協力することが大事だと強く思いました。

まだまだ勉強不足です!

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