2006年1月29日

祝6000ヒット突破!

なんとか順調に6000ヒットを突破しました。
4000のときも5000のときも、記事にしているから書かなきゃしょうがないなと(笑)。
photo279.jpg
今月に入って合計で3600くらいのアクセスがありましたね。
しかもこのサイトを一番見るのに使われているブラウザーが「Microsoft IE 6.x」になりました。
最初は「Microsoft IE 5.x」が一番多かったんですよ。
何故なら僕しか見てなかったから(笑)。

まっ、しかし最初は「こんなサイト誰が見るんだ?」とか自分でも思っていましたが結構見てくれているみたいで嬉しいですね。
ただまだ「大江町」では、あまり広がっていないような…。

なんせネット利用者がまだ少ないですからね〜。
「56」の局番はADSLが使用できますが、「57」局番の地域はADSLが使用できません。

「そんな地域があるん?」と思うかもしれませんが、あるんですよ。
大江町地域に限らず、結構あるんです。

しかしADSLは結局は「アナログ回線」ですから、普及には限界があります。
と、なると、やはり光ファイバー網の整備に取りかかるしかありません。

そうしないと「情報格差」がどんどん広がる一方だからです。
情報格差の広がりは、決して地域にとってよいものではありません。

逆に合併により、本庁が遠くなった周辺部こそ情報が得やすいようにするべきでしょう。

今日の京都新聞に興味を引かれる記事が載っていました。

「高齢者つなぐ〝回LAN版〟」という記事でした。
これは「回覧板が届くのに何日もかかる過疎の集落でインターネットを使って毎朝、各戸に情報を配信し自動印刷する」システムだそうです。

実施しているのは広島県庄原市高野町の高暮地区。
この地区は豪雪地帯で、携帯電話の電波も届かないそうです。
高齢者が多く、行事が終った頃に回覧板が届くような状態だったそうです。

この状況を危惧した東京からこの地区に移り住んだ幾何学者の方が中心となってこのシステムを開発されたそうです。

何が凄いって、このシステム「キーボード、モニター、マウス」が必要ないんですよ。
毎朝4時に各戸に設置されたハードディスクとプリンターが自動的に動き出して印刷されるのです。

この「回LAN版」が始まってから、地区の集会への参加者が急増したそうです。
またパソコンを所有する世帯も増えたそうです。

こうしたネット整備を進めるために、NPOを設立し市からも補助金を受けたそうです。

全てを行政・補助金に頼るのではなく、まず自らが立ち上がりそれに対し行政がサポートをする。
これからの行政と住民の関係は、こうあるべきじゃないかなと思いました。

福知山市でも特例債事業の一環として「光ファイバー網」の整備に取りかかります。
それ自体は賛成なのですが、「どう利用するか」はもっと考える必要があると思っています。

周辺部だからこそ、高齢者が多いからこそ、早急に取り組まなきゃいけないこがあると思います。
「回LAN版」の取り組み、非常に参考になリました。

いくらネットが発達したとはいえ、やはり新聞の情報もあなどれません(笑)。

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