2006年3月18日

代表質疑の答弁要旨「2」

午前中に引き続き福知山市議会3月定例会での「代表質疑の答弁要旨」を紹介します。
ネタ元はもちろん両丹日日新聞です(笑)。

『代表質疑の答弁要旨』
14、16日

【企業誘致促進今後の戦略は】
平成会:立道正規議員
立道議員・合併から2カ月半。新年度にかける思いは。
高日市長・合併効果を早く出せるような事業に取り組んでいく。合併をステップとし、知恵と魅力を高め、北近畿の都として羽ばたくため、住民のみなさんに知恵を出してもらい、これからも住み続けたいと思う町づくりを進めたい。
立道議員・企業誘致促進事業の今後の戦略と見通しは。
高日市長・チラシ、パンフレットを作成し、さまざまな機会で配布する。積極的なPR活動を展開したい。現在接触中の企業はもちろん、新たな企業を訪問するなど、企業立地に向け努力したい。
立道議員・公誠小、北陸中の校舎全面改築基本構想策定事業で、小中一貫校、小規模特認校を視野に入れた校舎の建築になるのか。
井本教育長・まだ結論は出していない。地元のPTAや自治会などの意見を反映させるため、策定委員会を設置し、一緒になって構想を立てていきたい。できるなら1年でまとめていきたい。
立道議員・昨秋、金山地区を対象に実施された福知山TMO宅配検討事業の成果は。
高日市長・受注件数は少ないが、消費者、事業者とも関心が高く、継続を期待する声が大きかった。利便性と簡易性を高める工夫が必要だ。

【修学援助の所得基準に緩和を】
共産党:足立進議員
足立議員・仮称・北近畿の都センターは全体計画が明らかではないが、先に土地取得する予算を組んでいる。問題はないか。
高日市長・大規模事業に着手するには土地取得していくことが先決。さらに、建設予定地は利便性が高い区画のため早期の買収を計画した。
足立議員・修学援助の所得基準を緩和できないか。
井本教育長・所得基準は生活保護基準の1.5倍が上限。京都市を除く府内の市では最高で、緩和は考えていない。さらに一人親の家庭、障害のある人を持つ家庭には所帯人数に応じて加算措置がある。
足立議員・障害者自立支援法による低所得者層に対する負担軽減策について、府の制度に準じたものではなく、市独自の軽減策を考えていないか。
福田保健福祉部長・府には市町村の不均衡を避けるよう要望したこともあり、府の制度に準じて対応したい。
足立議員・若年層の雇用状況は。
高日市長・ハローワーク福知山管内における高校生の就職内定状況は1月末で89.8%、昨年比は0.7%。一昨年比は3.2%上昇している。
足立議員・憲法9条の改正議論についての考えは。
高日市長・十分に慎重でなければならない。

【攻めの観光をどう考える】
孜政会:大西敏博議員
大西議員・予算で挙げている合併記念事業のほかに、全住民、全市域の融合・融和施策が必要だが。
高日市長・住民が旧市町の実態、歴史、風土を理解することが必要で、広報ふくちやまで周知徹底していきたい。
大西議員・発達障害者の現状は。
高日市長・今年度、府中丹西保健所が旧市と旧三和町の7カ所の保育園で5歳児129人を診たところ、軽度発達障害と思われる子供が7%いた。新年度は400万円を計上し、支援体制整備の検討などを行う。
大西議員・新しい観光資源をつくる攻めの観光についてどう考えているか。
高日市長・合併で観光資源が増えたことを弾みに、点を線で結び面に展開できる観光振興ビジョンを策定したい。道しるべの紹介、地蔵巡りも日本人の好みに合った観光資源だと思う。歴史的なものと時代のニーズに合ったものを組み合わせ、新たな観光資源を作り出すことが大切だ。
大西議員・市民病院と地域の診療所が協力し安心な医療を提供する「病診連携」の利点と欠点は。
香川病院事業管理者・利点は、効率的で無駄のない医療提供ができる。病院経営という観点からの欠点は、外来患者数が減り外来診療報酬が減る。しかし、診療に濃密にかかわることで、一人の診療単価が上がることを期待したい。

あ〜、今日も文字が多い(笑)。

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