2006年4月23日

ちょっと取材(?)に行ってきました

え〜、昨日は忙しくて自動車学校も休んだわけですが、その合間に「ある人」を訪ねました。
その人とは「天田光一(本名:晃一)さん」です。

事の起こりは、今週の金曜日に僕がいない間にある一枚のチラシがお店に届けられていました。
それがこのチラシです。

正直この方の作品は知らなかったのですが、両親が「お店に飾ったるやないか」とのこと。
そう言われてもどれか分からなかったのですが、説明を受けて「これか〜!」となりました。
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ちなみにメニューの上部にある「干支」の絵が天田さんの作品です。

しかも何がスゴいって、これらの作品は「絹糸」で作成されているんです。

で、「シルクペイント」ってのも、天田さんが考案し命名されたそうです。

天田さんはご家族のご協力もあり、これまで何度も個展を開かれています。
で、今回は「日本鬼の交流博物館」で、個展を開かれるそうです。

で、今回の個展にあたり、「宮木君のホームページでも宣伝してくれないか」と娘さんが僕のいない間に来られたそうです。

僕としても断る理由はないですし、何より「こんなスゴい人がいたなんて…」と今更ながら「まだまだ付き合いが浅いな〜」と思ってしまいました。
やっぱりあと、数十年はかかるね、この町を知ろうと思ったら(笑)。

と、言うことで「喜んで」紹介したいと思い、この記事を書いております。

ただ、ちょっとこのチラシ自体が「シンプル」すぎないかな〜と思いましたし、「どうせなら作品の写真や本人に話を聞きたいな〜」などと思ったわけです。
しかも金曜日の夜に両親たちとお酒を飲みながら話していたので、結構盛り上がったわけですよ(笑)。

「もっと写真があった方がイイな」とか「本人が作業している写真とかあったほうがエエんちゃうか?」とか。
僕も「僕だったら、こういうチラシを作るな〜」などと言っていたわけですよ。

そいういうことで、翌日の夕方(午後5時前)に、天田さん宅に訪れる事にしました。
と、言っても、母親が知らんうちに電話でアポを取っていたんですけどね(笑)。

もちろん僕に「断る」などということは、許されていないので言われるがままカメラを持って向かったわけです。

で、到着した訳ですがウチの母親、玄関開けたらそのまま家に上がり込むんですよ。
まるでヨネスケの「突撃!隣の晩ゴハン」見ているみたいでしたね(笑)。

しかし天田さん夫妻は全く動じていないわけですよ。
天田さんもウチの母親もどちらも「サスガ」って感じですね、僕にはマネできないです(笑)。

で、僕はまず天田さんの奥様に、作品を保管してある部屋に案内してもらいました。

そこで数々の作品を見せてもらったんですが、とにかくどれも「スゴい」「素晴らしい」としか言いようがないんですよね。
「絹糸でこんな絵が描けるんだ…」と心から思いましたね。

もう言葉でどう言っても伝わらないと思うので、とりあえず写真を掲載します。
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僕なんかのつたない写真技術では、作品の良さが伝わらないかもしれないですがとにかく「スゴい」の一言です。
面白いのは天田さん本人は「写真は何も言わず撮らせて」くれますし、道具や作成中の写真を見せてくれたり、自分が掲載された雑誌や新聞記事を見せてくれます。
でも「自分の写真」を撮られるのを、嫌がるっていうか「避ける」んですよ。

カメラを向けると顔をそむけるんですよ、天田さんは(笑)。

しかし作品の紹介や、作成方法などを話すときは「カメラを向けたときとは別人」のようになるんです、天田さんは。
で、作成方法を少し聞いたんですが、とにかく独創的なんですよね。

絹糸に限らず「木の削りくず」を使ったり、濃い色を出すのに木屑を焦がしたりなど、「どうやったらそんなこと思いつくんだ?」という方法の連発です。
また使用する道具も「なけりゃ、自分で作る」という感じで、とにかく発想力がスゴいです。

この天田光一さんの「シルクペイント展」は「日本鬼の交流博物館特別展示室(TEL 0773-56-1996)」で開催されます。
開催時期は平成18年4月29日(土)〜5月7日(日)までで、5月1日(月)は閉館となります。

何時から開館しているのかは、チラシに書いてありませんでしたのでまた聞いておきます。

興味のある方はぜひ見に行って下さい。
多分僕と同じような驚きを感じられるんじゃないかな〜と思います。

今日の所は軽い作品紹介だけですが、今後個展に向けてさらに詳しい紹介記事を書きたいと思っています。
とにもかくにも、「急」に訪れたのに快く写真を撮らせてくれた、天田さん夫妻に感謝します!

「また遊びに来てよ」と帰り際に言われたので、お借りした写真などを返すついでに遠慮なく遊びに行こうと思っています(笑)。

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