2006年4月14日

初の運転

無事に効果測定試験を合格した後は、いよいよ「技能」が待ち構えていました。

え〜、なんせ高校時代や、大学時代、そしてバンド仲間からいろいろと聞かされていたのでとにかく不安でした。
「教官には当たりハズレがある」という言葉です。

僕も録音技術やMacのことなら、そこらへんの人間には負けませんが何せ「運転技術」のこととなると…。

ましてや僕が取得してようとしているは「AT限定」ではんく「MT」でございます。
で、僕は実はMT車を運転したことがあるんですよ。

ただ小学校6年生でしたけどね(笑)。

確か川原で「お前運転してみろ」って言われて、運転したんですけどね。
まあこれが怖いのなんのって。

もしかしたら、これがトラウマになってたのかもしれませんね。

しかし今日は、それに乗らなければいけないわけですよ。

で、僕は「しかし最初はATを運転するんだろう」とか「教習はほとんどATだろう」とか、勝手に思い込んでいたわけです。
ましてや「初めての授業は…」などと思い込んでいたわけです。

そしたら見事に「MT車」でした。
当たり前って言えば、当たり前ですよね、僕が取ろうとしているのは「MT」の免許ですから(笑)。

しかし、その車を見た瞬間に「あれ?これ何?」となったわけです。

「クラッチ?ギア?えっ、マジで?」となったわけですよ(笑)。

いや〜、まさか車を発進させるのがあんなに難しいとは…。
また「20km」って速く感じるんですよ、助手席と違って。

それでも教官は言うわけです僕に、「さあ〜、宮木さんそろそろ30kmに」って(笑)。

で、アクセルを踏み込んだら「急加速!」って感じるわけですよ。
僕としてはもう、「助けてー」みたいな感じなんですよ。

でも教官は「これがカールルイスと同じスピードですよ〜」とか言うわけですよ。
例えが古いよ!って、突っ込む元気も気力もありませんでした(笑)。

しかし、教官は実に丁寧に教えてくれました。
僕自身ちょっと考えました「僕の隣で怖くないのかな〜」って(笑)。

さすがプロですよ!
僕だったら、絶対に乗りたくないです、僕の隣だけは(笑)。

で、今日は技能を2時間行ったわけですが、「とにかく心臓がバクバク」でしたね。
外は4月にしてはやたらと寒かったんですが、車から降りたら結構暖かかったです(笑)。

しかし…、また駅まで送迎された後に思ったんですよ。
「車乗っている人ってスゲーな」って…。

田舎で軽トラ運転している、じいちゃん・ばあちゃんなんて僕から見たら「F1ドライバー」ですよ。

でもね、僕は自分でこう思うんですよ。
「こんだけドンクサくて、小心者だからこそ」彼女を大事に車に乗せれるんじゃないかって。

これから教習に慣れたら、スピードも出せるようになるし、ギアチェンジもできるようになるでしょう。
でもまず今日感じたことって、大事なんじゃないかなって思うんですよ。

う〜ん、簡単に言えば「初心忘るべからず」って感じですかね。

慣れたからって雑な運転をしてはいけないと思うし、かといっていつまでも「セカンドギア」ではね(笑)。

「周りを見て運転することが大事」だと思いますけど、「初心」を忘れちゃいけないなって思います。

これって、もしかしたら、最近の僕にも言えるのかな?

熱くなっているうちに、初心を忘れてしまってるのかもしれませんね。
「周りを見渡して、自分を見つめ直す」これが運転でも人生でも大事なのかもしれませんね。

なんて、エラそーに言っていますが、明日と明後日は自動車学校が休みです!
もう現時点で飲んでます。

だって、明日教習車に乗らんでいいし…。
一応気を使ってるんですよ。

二日酔いだけにはならないようにって(笑)。

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