奇才、ビッグ錠先生!「1」
まあとにかく、僕はマンガが好きだ。
ちなみに家族もマンガが好きだ。
で、やっぱりその中でも「料理マンガ」が好きなんですよね。
「美味しんぼ」や「クッキングパパ」などは、もちろん全巻揃ってます。
「将太の寿司」なんかも全巻持ってたんですけど、台風で水浸し。
でも買い直そうとは思いませんでしたね(笑)。
で、料理マンガにもいろいろあるわけですよね。
特に昔の料理マンガってのは、ホントにスゴいわけですよ。
その中でも「コレは!何だ!」って、マンガを紹介したいと思います。
そのマンガとは…、「一本包丁満太郎」です。
このマンガ、結局33巻まで発行されています。
で、どの巻にもスゴいキャラクターが目白押しです。
まあ主人公の「風味満太郎」が、しょっちゅう料理勝負をするわけですよ。
(まあ実際の世界で、そんなに料理勝負をしている人はいないと思うけど)。
で、いろいろな対決相手が、登場するんですよね。
共通点は「みんなイッチャッテル」ってことですかね(笑)。
「君たち普段は、どこに住んでるの?」って聞きたくなるくらいに、浮世離れした人たちばかりです。
ま〜、例えば「北斗の拳」ですよ。
あれ「核戦争」が起きて、ああいう世界情勢になったわけですよね。
で、強烈なキャラクターが、出まくりなわけですよ。
でもね、「じゃあ核戦争前」はどういう生活をしてたのか?ってことですよ。
特に「ラオウと黒王」とかね(笑)。
普通あんなデカイ人間とデカイ馬、日本じゃ暮らせないでしょ。
あと、「ジャギ」とかも、どういう生活をしていたか不明(笑)。
話が逸れましたが、「核戦争が起こったわけでもないのに」そういうキャラが目白押しなんですよ、このマンガ。
で、「危なさ満開」のキャラが、出まくるのが「おにぎり対決」の章ですね。
具体的に言えば「コミックス1巻〜5巻」に収録されています。
ハッキリ言って、「一本包丁満太郎」の全てがここに集約されていると言っても過言ではありません。
最初は「風味満太郎」と「示条味味」との対決だけだったのが、段々エスカレート。
気がつけば「全国のおにぎり名人」との対決に発展。
つ〜か、そんなに「おにぎり名人」なんて、いるんだろうかと思う(笑)。
で、最初の対戦相手が、「伊賀谷玄人」なんですが、すでに怪しい(笑)。
↑おかしいでしょ、「ハダカマント」ですよ!
しかも体中に、「謎の傷」ですよ!
で、コレを見て、↓こんなこと言ってんの。
そらまあ…、見たことないわな〜、こんな「包丁傷」だらけの人間。
って言うか、何をどうしたら「体全体」をケガするのかがワカラン(笑)。
ただ単に「ドジな」だけじゃないの?って思えて仕方が無い。
飲食業に関わるものとして、言っておきます。
「普通に料理してたら」体の全面に傷がつくことはありません(笑)。
まっ、しかしこの虎刈り男、作るおにぎりもまたスゴい。
なんたって「世界三大珍味おにぎり」ですよ。
↑まあとにかく審査員が絶賛するわけですよ「早く食べたい」って感じで。
それに対抗するのが、主人公「風味満太郎」の↓コレ。
その名も「空洞おにぎり」です!
名前の由来は「中が空っぽだから」って言う理由(笑)。
この「空洞おにぎり」こそ、料理マンガ界に輝き続ける「再現不可能なレシピ」です。
確か、いろんな番組で再現にチャレンジしてたけど、一度も成功はしていません(笑)。
で、ある意味、この「空洞おにぎり」でビッグ錠先生は「インチキ」呼ばわりされることになるんですよね。
ただ本人は、この後「開き直った」かのように、様々な「うそ〜ん」ってレシピを連発します(笑)。
で、肝心の勝負の結果ですが…、いろいろありまして結果は「満太郎の勝ち」です。
伊賀谷玄人の敗因は↓コレ。
「生臭かった」らしいです(笑)。
まあ炊きたてのご飯に、フォアグラやキャビア乗せたらそうなるわな。
結局「世界三大珍味」を食べ慣れていない審査員のおかげで、「中身が空っぽ」のおにぎりに負けた伊賀谷玄人。
料理マンガ史上「最も屈辱的な」負け方をした一人でしょう(笑)。
で、この後に、また強烈なキャラが出てくるんですよ。
それは、またのお話ってことで…。
つ〜か、ホントにこのホームページは何でもアリだな(笑)。