天国へ届くかな?
僕らに飛び込んできた2度目の出来事。
とてつもなく、悲しくて…。
とてつもなく、苦しいです…。
でもこの悲しみを大事にしたい。
「悲しみが人を強くする」それなら悲しみを抱いていこうと思います。
「悲しみが人を優しくする」それなら悲しみと共に生きていこうと思います。
悲しみを捨て去るのではなくて、悲しみを抱きつつ生きて行こうと思います。
最後に見た、動かない顔…。
もちろんカメラで写真なんか撮れません。
でも…。
誰もが持っている「心のカメラ」で最後を写してきたつもりです。
目をつぶれば、動いている姿が目に浮かびます…。
数多く残っている、思い出の写真…。
確かに、キレイに撮れてるけど…。
僕が思い浮かべるのは、心のカメラの映像です。
何枚も何枚も残っている、キミ達の写真。
もちろんそれは、かけがえの無い思い出。
でも、目をつぶればよみがえる…。
動いているキミ…、泣いていたキミ…。
どんな高性能なカメラが出ても…。
僕らの持っているカメラにはかなわない。
それは、キミ達を誰よりも愛して写した写真だから…。
「愛おしい」と思って写した写真だから…。
心のカメラの画素数は「無限大」それは分かってる。
またいつか、カメラを持って、キミの元へ行くよ。
その時には…。
持ち続けた「悲しみ」を捨てて…。
喜びと再会を祝おう。
サヨウナラ、アリガトウ、またね。