2007年5月 2日

寿司とうどんはナイスカップル

さてさて、午前中はちょっと曇ってたけど、徐々にエエ天気になってきましたね。

これなら、夕方からの花見も大丈夫だな。
って、多分花はほとんど見ないと思うけど(笑)。

つーわけで、早速今日の日替り定食を紹介したいと思います。
「正にこの季節!」って感じのメニューです。

まあこういう前置きがあるときは、大抵パターンが決まってるんですけどね(笑9。

ってなわけで、本日の日替りはコチラ!
photo4120.jpg
「ちらし寿司・うどん・茹でほうれん草」で、毎度の600円でございます。

ってなわけで、別に季節感を意識したメニューにはなってませんね(笑)。

まっ、でもナカナカにエエでしょ。
ちらし寿司とうどんとほうれん草の組み合わせ。

何か春って感じがしないですか?
しないですね(笑)。

ってなわけで、毎度の「こんなの読んだら目が悪くなるよ」ってメニュー解説を。
まずはちらし寿司から。
photo4121.jpg
え〜と、見た目は結構シンプルなんですけど、随所に「この季節らしさ」を盛り込んでいます。

まあ見ただけでは全然分からないんですけどね(笑)。

まず寿司飯に、具を混ぜ込みます。
photo4122.jpg
混ぜ込んでいるのは、細切りした「人参」と「タケノコ」ですね。

どちらも前日に煮た物を使っています。
味付けは、どっちかと言うと薄味ですね。

具材の歯ごたえを重視した煮方をしています。
つーか、タケノコまた登場したね(笑)。

まあ両親はタケノコのシーズンになったら「炊き込みご飯」と「ちらし寿司」を出す予定だったみたいです。
タケノコがメインで使えるからね(笑)。

で、具を混ぜ込んだ寿司飯をお皿に盛りつけて、他の具材を乗せていきます。
まずは「錦糸卵」ですね。

そして、続いて「そぼろ」です。
あの、ピンク色の具ですね。

ちょっと甘めで、ウマいんですよね。
で、続いて一番上に「花山椒」を乗せます。

コレがアクセントになるんですよね。
ちなみに寿司飯にも細かく刻んだ山椒が混ぜ込まれています。

甘めの寿司飯と具材を引き締めるわけですよ。
で、後は周りにシイタケの煮付けを乗せます。

シイタケは、ちょっと濃い目に煮付けています。
またこのシイタケが、ウマいんですよね。

で、最後に刻み海苔と紅ショウガを添えて完成。
でも実は最初はこういう盛りつけじゃなかったんですよね。

最初はこういう感じでした。
photo4123.jpg
刻み海苔ではなくて、木の芽をちぎった物を散りばめていました。

まっ、コレはコレで良かったんですけどね。
ちょっと見た目が地味かな〜、ってことで変更したんですよね。

後、ちょっとアクセント的な風味が重なりすぎるかなってことで。
ここら辺は、臨機応変に対応します。

まあ「行き当たりばったり」とも言うけど(笑)。

で、ちらし寿司や炊き込みご飯と言えば、ウチではやはりコレですね。
photo4124.jpg
「うどん」ですね。

熱々のうどんと、ちらし寿司が絶妙なんですよね。
うどんをすすって寿司を食べて、出汁をすする…。

寿司を食べて、出汁を飲んで、うどんをすする…。
出汁を飲んでから、寿司を食べて、うどんをすする…。

などなど、食べ方によってイロイロなバリエーションが出せるんですよね。
またそれぞれ、不思議と味わいが違うんですよね。

で、うどんの器は、普段ウチのお店がうどん類に使っている器より小さ目です。
しかしうどんはちゃんと1玉入っています。

って言うか、ナカナカにコレを食べて、ちらし寿司を食べるのは大変だと思います。
事実バスに乗って来店してくれたオバアちゃんは、寿司を残していました。

もちろんそういう時は、パックをお渡しします。
つーか、確かに年齢によっては、ちょっと多いかな。

でも「多めに」って言うお客さんもいるしね。
まあ喰えるってことは、幸せで健康の証かもしれんね。

もちろん飲めるってことも、同じ(笑)。

ってなわけで、ちらし寿司とうどんってのは早くから決まっていました。
さて、問題は「後一品どうしよう?」ってことだったんですよ。

最初は「煮豆でも付けるか」って言ってたんですよね。
まあしかし、メニュー的にもお客さんの好みからしても「煮豆じゃない方がエエか」ってことになったんですよね。

ってなわけで、出されたのが…。
photo4125.jpg
「茹でほうれん草」ですね。

他のメニューとの相性的にも、色合い的にもコッチの方が良かったですね。
まあ普段なら「おひたし」になるところなんですけどね。

よく考えたら「ほうれん草のおひたし」出場回数多いので今回はヤメました(笑)。

作り方は簡単。
photo4126.jpg
まずほうれん草を茹でます。

そして水で冷して色止め。
photo4127.jpg
後は、適当な長さに切って、盛りつけてお客さんに出す寸前にかつお節をかけるだけです。

つーか、わざわざ説明するまでもないねコレ(笑)。

でも単純ですけど、ウマいですよねほうれん草。
僕的には茹でたほうれん草に「卵黄」と「ゴマ油」が好みです。

後は、バター炒めかな。
アレも何気にウマいよね。

ってなわけで、今日はそんなに大量には仕込んでなかったんですよ。
「連休の谷間やから、そんなに来ないだろう」って思ってたんですよね。

事実昨日はそんなにお客さんは来ませんでしたからね。
でもフタを開けてみれば…。

結構来ました。
って言うより、普段より忙しかった(笑)。

日替りもココ最近よりは売れましたね。
ダメだ、宮木家ギャンブル弱すぎる(笑)。

う〜ん、特に家族連れが多かったですかね。
ってことは、明日も覚悟しておかないとアカンね。

でも明日は仕出しも座敷もかなりあるんですよね。
しかもお泊さんも山盛りだしね。

今日の花見で、飲み過ぎない様にしないとな。
って、無理やと思うけど(笑)。

つーわけで、お客さんが立て込んだのはほんの一瞬でした。
帰るときはみんな一緒。

友達なのか?って言いたいくらい時間帯が一緒(笑)。

まあ人間ですから、腹の減る時間帯は一緒だわな。
ってなわけで、お客さんがいなくなったところで、お楽しみの昼食タイム。

ちらし寿司をそのまま食べても良かったんだけど「何か変えてみたいな」って思ったんですよ。
ってなわけで、試行錯誤の結果完成したまかないがコチラ。
photo4128.jpg
「ちらしおむすび・茹でほうれん草・タケノコの木の芽和え・カンパチの煮付け」そして冷えたビールとグラス。

ってなわけで、寿司飯をおむすびにしてみました。
何故に「おにぎり」ではなく「おむすび」なのか?

気分がそういう気分だったから(笑)。

つーか、ほとんど「タケノコご飯のおにぎり」と内容は一緒。
でもご飯類って、形を変えると味わいが変わるんですよね。

で、おむすびの上には「シイタケ」や「そぼろ」や「花山椒」を乗せました。
でもこうやって見たら、あまりカッコ良くないな(笑)。

しかし味はウマいです。
見た目はどうあれ(笑)。

で、後は…またタケノコですね。
つーか、母が「!!!」ってくらい作ってたんですよ。

だから喰わなきゃしょうがない(笑)。

で、ほうれん草もウマかったですね。
まずおむすびを上に乗った具と一緒に食べるでしょ。

で、その後に、ほうれん草を乗せて食べるとコレがウマい。
何気にビールに合うんですよね、こういうご飯類って。

で、カンパチの煮付けは昨日母が作っていたものですね。
まあコレのウマさは今更言うまでもないですね。

間違いの無い味です。
ってなわけで、本日もナカナカにエエ感じの昼メシを頂きました。

さ〜て、明日の準備をして、今日は花見だ!
って、ホントにどこで、何の花を見るんでしょうね(笑)。

僕が思うに、室内の時間の方が長いと思う。

つーか、それが目的じゃないのかある意味(笑)。

banner_02.gif
↑「日本人は炭水化物が大好きだ!」って思う方は、クリックを!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.miyakitakeshi.com/mt/mt-tb.cgi/13353