この組み合わせは日本ならでは
ってなわけで、梅雨なのに…。
どんだけ天気がエエねん、って感じの天気が続きますね。
う〜ん、デカイ台風来ないかな〜。
それが不安になるんですよね、この時期になると。
水の被害はマジでシャレにならないですからね。
まっ、自然には逆らえないってのも、真実ですけどね。
次の台風では、守るよマンガ達(笑)。
ってわなけで、とりあえず昨日の日替り定食でも紹介しましょうか。
久しぶりの「翌日更新」ですね。
真面目に仕事してましたから。
もちろん、夜は飲んでたけど(笑)。
ってなわけで、土曜日の日替りはコチラ!
「煮込みハンバーグ・野菜サラダ・三度豆のゴマ和え・ご飯・お吸い物(冷)・漬物」で、毎度の600円でございます。
ってなわけで、何気に久しぶりのハンバーグですかね。
この日は、ワタクシが型どって、焼かせて頂きました。
愛情もオッサン臭さもかなりこもってますよ(笑)。
ってなわけで、「役に立つのだろうか」ってメニュー解説を。
まずはハンバーグ。
何か何気に付け合わせに、三度豆が使ってあるような…。
ハイ、気にしない気にしない(笑)。
え〜と、まずは合挽ミンチにタマネギのみじん切りを混ぜます。
タマネギは炒めずに、生のままで使用します。
ココで炒めるか、どうかは好みですかね。
ウチの場合は「生のタマネギ」を活かす作り方ですね。
でも炒めたタマネギを使った、ハンバーグもウマいですよね。
そういえば「一本包丁満太郎」の第一話も「ハンバーグ」だったよな〜。
満太郎がハンバーグ対決に臨むんだけど…。
「ひたすらタマネギのみじん切り」の特訓しかしないのよね。
「もっと、他のこと訓練した方が…」って突っ込みたくなる事は間違いありません(笑)。
しかも特訓中に、包丁をすべらせて「足の甲に刺してしまう」って言う惨事まで引き起こします。
「どれくらい包丁振り回したら、そうなるねん」って突っ込みたくなるのは間違いありません(笑)。
ってなわけで、ビッグ錠センセのマンガ談義はこれくらいにしておきましょう。
キリがないからね、コイツにそういう事書かすと(笑)。
で、タマネギを混ぜて、さらにパン粉を混ぜます。
パン粉は「牛乳に浸す」とかは、しないでそのまま使います。
「つなぎとしての」役割ではなく、「肉汁を保つための」役割を担ってもらうためですね。
って、エラそうに言っていますが、仕込んだのは父です(笑)。
で、仕込まれたのがコチラ。
後は、コレを「一人前100g」取り分けます。
で、手に油を塗って、キャッチボールをするわけです。
中の空気を抜くためですね。
で、あまり長い事やっていると、手の平の熱で肉質が変わるのでなるべく手早く。
そして、熱したホットプレートで焼くわけです。
で、焼き上がったら、取り分けておきます。
右上のハンバーグが妙にデカイのは…。
僕が間違えて150gで作ってしまったからです(笑)。
イヤ、何気に測ってたんですよ。
そしたら、目盛りが0に合ってなかったんですよね。
0より「−50g」くらいの位置だったんですよね。
最初「100gってこんなに量あったけ」って思いながら作ってたんですよ。
父も「デカイな〜」って思っていたらしいです。
実は「5つ」ほど、そのまま気づかないまま作り続けていました(笑)。
しかも、ソレ焼いちゃったんですよね。
コレがまたデカイのよね(笑)。
ってことで、デカく焼いたのは半分に切り分けて、日替り弁当に使いました。
イヤ〜、マイッタマイッタ。
みんなモノを測る時は、まず目盛りを確認しようね(笑)。
で、ハンバーグの仕込みはこれにて完了。
続いてはソースの仕込みです。
ココは父の担当。
つーか、ココを僕が担当するのはまだまだ先(笑)。
イヤイヤ、ハンバーグを型どって焼くのも大事ですけどね。
でもまあそれは任せてもらえる様になりましたね。
一応それなりに進歩はしてますから(笑)。
で、この日はタマタマ、市販のドミグラスソースがあったんですよね。
なので「使ってみよか」って、父も思ったみたいなんですよ。
で、味見をして…。
自分で作る事を決意してました(笑)。
市販品が悪いってワケじゃなくて、「自分の思う味」じゃないからでしょうね。
つーか、市販品でもそのまま使うより一手間かけた方がウマくなる場合多いしね。
ってなわけで、やはりこの日も「簡単ドミグラスソース」を作ってました。
ひき肉とタマネギを炒めて、塩こしょうして…。
ちょいと水を入れて、ケチャップとトンカツソースを入れて…。
ローリエを入れてさらに煮込んで…。
そこに、ビーフシチューの素を入れて…。
ってな感じで、着々と作ってましたね。
で、完成したのがコチラ。
普通の調味料を混ぜただけなんですよ基本は。
でも喰うと「父の味」なんですよね。
そこが料理のオモロいところですよね。
市販品の組み合わせでも、個性は出せるんだな〜って思いましたね。
何か見てたら、テキトーにイロイロ入れてる様にしか見えないんだけどね(笑)。
ってなわけで、ココにお客さんが来る時間を逆算してハンバーグを投入。
あまり煮込むと、肉がグズグズになるのでそこは適度に。
ってなわけで、付け合わせは「レタス」と「キャベツ」と…。
「人参」と…、「三度豆」ですね(笑)。
え〜と、まずは人参と三度豆を茹でておきます。
後は、軽くバターソテーして完成。
何気にこういう付け合わせがあるとウレシイですよね。
って、三度豆のフォローをしておかないと(笑)。
つーわけで、これにてハンバーグの説明は終了!
しかし何でこういう材料で作ってるのに…。
ご飯に合うんですかね、ハンバーグって。
また味噌汁にも合うんですよね。
もちろん、ビールとの相性は言うまでもありません(笑)。
さてさて、続いては…。
「野菜サラダ」の説明を。
え〜と、まあいわゆる「普通」の野菜サラダではないですね。
トマトもキュウリも一度「宮木家の晩酌」で登場したモノです。
ビールに合うってことですよ(笑)。
イヤイヤ、晩酌で食べてここに出て来たって事は…。
「宮木家会議」を通過したって事ですよ。
「コレなら出せるな」って決断して、お客様にお出しする事になりました。
ってなわけで、まずはトマト。
コチラは「酒のほそ道」を参考に作った「わさびトマト」ですね。
この日は母が作りました。
つーか、僕が作っても母が作っても…。
ビールが飲みたくなる味になる(笑)。
「醤油・酢・砂糖・油」を入れて、さらに「わさび」を入れてます。
そして、トマトを混ぜてお客様に出す寸前まで「キンキン」に冷蔵庫で冷しました。
このトマトは冷している方が絶対にウマいです。
で、最初は「今日はトマトサラダ」って決めてたんですけど…。
「ちょっとトマトだけじゃ寂しいな〜」ってことで…。
「キュウリ」も加えることに。
え〜と、コチラは僕が担当。
まずはキュウリの皮をむきまして、テキトーな大きさに切り分けます。
そして、沸騰したお湯に塩と油を入れます。
そこで、キュウリを茹でます。
茹でるのは数秒。
そして、ざるにキュウリをあげておきます。
後は「塩」と「ごま油」でキュウリを和えます。
温かいウチに合える方が味が良く馴染みますね。
で、その後、粗熱をとるために、写真の様に冷します。
そして、その後はお客さんに出す寸前まで冷蔵庫で冷しておきます。
で、お客さんに出す時は、まずトマトを盛りつけます。
そして、キュウリを盛りつけて、トマトとキュウリに「わさびダレ」をかけます。
これにて、完成。
冷えたトマトとキュウリがまたウマいんですよ。
トマトの酸味と、茹でたキュウリの歯ごたえがエエ感じ。
ってなわけで、コレに合わせてビールを…。
飲むなっつーの(笑)。
ハイ、これにてメインメニューの解説を終了します。
さて、残るは小鉢のみ。
ハイ、この日の小鉢はコチラ。
「三度豆のゴマ和え」ですね。
ってなわけで、このメニューの説明は流してエエですかね。
「三度豆が沢山あるから」使わなきゃってことで、作ったメニューですから(笑)。
でもウマいんですよ。
天ぷらにしても、煮ても茹でても。
ってことで、コレで説明は終了(笑)。
で、この日は「熱い味噌汁」ではなくて…。
冷たい「お吸い物」にしたんですよね。
熱々の味噌汁もウマいですけど、冷えたお吸い物もウマいですよね。
ってなわけで、具は「豆腐」と「ポーチドエッグ」ですね。
何かウチのお店に「ポーチドエッグ」って言葉があまり似合わないような…(笑)。
え〜と、まずは沸騰したお湯に「酢」を少し入れます。
こうすると、白身がうまく固まるんですよね。
で、そこに卵を投入。
黄身を破らない様に、ウマい事白身を固めて下さい。
ちなみに、担当したのは父です。
イヤ〜、僕も出来ない事は無いんですけどね。
ミスが多いから(笑)。
で、後は豆腐と一緒に冷しておきます。
もちろん、出汁もキンキンに冷しておきます。
こういうメニューは中途半端な冷え方だとウマくないんですよね。
ってなわけで、どちらも氷で冷しておきました。
後は、お客さんが来たら、器に盛りつけて具を入れて、出汁をトプトプと入れて完成!
熱々の煮込みハンバーグに、冷たいお吸い物…。
なんて日本的な組み合わせだ(笑)。
ってなわけで、この日は…。
さすが週末だけあって、ボチボチお客さんが来ましたね。
で、この日は午後5時からお座敷の予約があったので、仕込みと平行して食堂を営業してました。
だから、昼メシ食えなかった。
イヤ、メシが食えないのはいいんですよ。
飲食店やってたら、そういうことは多々ありますから。
でもね…。
ビールが飲めないのはツラかった(笑)。