2008年2月24日

海底を歩き回るらしい

ってなわけで、今日は結構な雪が降ってます。

なので、お店メチャヒマです(笑)。

これだけヒマで雪も降ってるから「もう閉めてメシでも喰いに行こうか」って言いたいんですけどね。
でも夜にはお泊まりさんもいるので、そうもいきません。

お客さんあっての商売ですから、仕方が無いですね。
ってなわけで、淡々と独りでPower Bookに向かっております。

ってなわけで、とりあえず現実時間に追いつくために、日々の事でも書きますか。
まあメシ作って、ビール飲んでるだけなんですけどね、基本的に(笑)。

ってなわけで、今週「木曜日」の日替り定食を。
この日のメニューは、「今年一番」と言えるかもしれない内容でした。

って、まだ2月やけどね(笑)。

イヤ、でもマジで「お得」かな〜って内容。
後、見た目のインパクトもバツグン。

ってなわけで、この日の日替りがコチラ。
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「ナス餃子・ホウボウの塩焼き・鶏肉じゃが・ご飯・味噌汁・漬物」で、毎度の600円でございます。

ってなわけで、日替りを注文したお客さんのほとんどから…。
「この魚は何?」って聞かれました。

確かに、聞きたくなるよな(笑)。

イヤ〜、でも「大江山ワールド」全開って感じの内容ですな。
何がなんだかワケわからんって感じがね(笑)。

ってなわけで、メニュー解説を。
まずは「ナス餃子」から。
photo7106.jpg
え〜と、とある居酒屋で食べて「コレはウマいな」ってことで作るようになったんですよね。

餃子の皮をナスに変えただけなんですけど…。
コレがウマい。

ナスと油って相性がエエんですよね。
ってなわけで、具は基本的に餃子と同じ様な感じですね。

挽肉に白菜に、ニラにニンニクって所ですかね。
そういえば、中国では餃子にニンニク入れないらしいですね。

海原センセいわく「どんな餃子にもニンニクが入っているのはバカの一つ覚え」だそうです。
ホントにこの人と一緒にメシ喰うのは大変だな(笑)。

現在の海原センセはかなり、大きな器の人物ですが…。
初期の美味しんぼでは、かなり強烈な器の小ささも披露した事があります。

特にアメリカに対する偏見はスゴい時期があった(笑)。

ハンバーガーの話が中心の時でしたかね。
もう物凄いセリフを連発。

抗議とか無かったんですかね(笑)。

ってなわけで、話が変な方向に行きましたね。
いつも通りの事ですけどね(笑)。

ってなわけで、中国の餃子に「ニンニク」は入って無いそうですが…。
やはり餃子にはニンニクじゃないかと。

ニンニクとニラは欠かせないなって思います。
しかしあの冷凍食品騒ぎが影響したのか…。

何気にニラがメチャ高くなってるんですよね。
「餃子喰うなってことか?」って思ってしまいますよ(笑)。

まっ、高いが、やはり餃子にはニラを入れたい…。
ってことで、使う事に。

で、出来上がった、具材をナスに切れ目を入れて、そこに挟み込みました。
後は、小麦粉をまぶして、天ぷら粉を水でといた衣につけて揚げるだけです。

揚がったら、モミジおろしをのせて、ポン酢をかけて完成。
またポン酢のしみたキャベツもウマいんだ。

エエ口直しになるんですよ。
ってなわけで、メシとの相性もバツグンですな。

中国ではメシとは一緒に喰わないらしいですけど。
まっ、炭水化物が好きな国ですから、日本は(笑)。

でも餃子とメシは相性抜群だと思うんですけどね。
何か、そういう話も美味しんぼにあったよな〜。

まっ、そういう話をしだすと、長くなるので割愛(笑)。

ってなわけで、まずはナス餃子を紹介しました。
紹介にも説明にもなってないけどね(笑)。

で、続いてのメニューが…。
photo7107.jpg
「ホウボウの塩焼き」です。

とにかく風貌が独特ですね、この魚は。
妹も初めて見たらしく「この魚は何?」って聞いてました。

僕も現物を見たのは初めてでしたね。
もちろん僕の情報源は、マンガ(笑)。

ほうぼうに関しては「おせん」で、最初に読みました。
その時から「どんな味やろ?」って興味はあったんですよ。

で、この前日に、刺身でまずは頂きました。
コレがナカナカにウマかったんですよね。

で、食べながら「明日、どうやって出す?」って話してたんですよ。
ナス餃子は揚げるから、煮るか焼くか。

ってなわけで「頭付けて焼いてみよか」ってことに。
つーか、頭落とすと小さくなるからね、コイツ(笑)。

ってなわけで、ホウボウの特徴でもある胸びれは切り落として焼きました。
アレつけて焼いた方が、インパクトはあるんやけどね。

でもあの部分喰えねーし(笑)。

ちなみに焼く前のホウボウがコチラ。
photo7099.jpg
photo7100.jpg
やっぱり独特ですよね、この魚。

何か間抜けな顔なんだけど、憎めない。
ってなわけで、全体に塩をしてグリルで焼きました。
photo7108.jpg
普段、魚を焼く時は別に何も思わないんですが…。

何故かホウボウに対しては「何か可愛そう」って思っちゃいましたね。
愛嬌のある顔してるからですかね〜。

何か焼かれている顔が、悲しげに見えたんですよ。
また目が合うんだよな、何気に(笑)。

まっ、しかしコレも仕方が無い。
イヤ、でもホントに「命を頂いて商売しているな」って思いますね。

だから、出来るだけ無駄無く使ってやらなきゃね。
ひれは切り落としたけど(笑)。

でもアレ、つけたまま唐揚げにしてもオモシロいかな〜。
ピンと立たして、料理してもエエかも。

また今度買ったら、試してみよ。
ってなわけで、やはり魚は焼きたてがウマい…。

つーわけで、お客さんの来る時間帯に合わせて焼き上がるようにしました。
だから、結構バタバタしたかな。

しかしホントに何度も聞かれたな、「コレ何ですか」ってのは。
知っていた人は結構少なかったですね。

スーパーではどういう風に売ってるのかな?
まあでもホントにウマい魚です。

ってなわけで、ナス餃子にホウボウ。
う〜ん、スゴい組み合わせだ(笑)。

でもこうやって「出した事の無い」メニューを出す時は楽しいんですよ。
この日はとにかくみんながビックリしてるのがオモロかった(笑)。

ってなわけで、メインメニューの解説は終了。
後は、小鉢ですね。

つーわけで、この日の小鉢がコチラ。
photo7109.jpg
「鶏肉じゃが」ですね。

つーか、そんな料理名あるか知らんけど(笑)。

具材は「鶏肉・ジャガイモ・人参・タマネギ」を使用しました。
舞鶴市や呉市の人からしたら「邪道だ!」って言われるかもね(笑)。

まっ、しかし昆布と鰹の出汁ってのは、鶏と良く合うのよ。
もちろん牛や豚が合わないって言うわけじゃないけどね。

ってなわけで、ジャガイモは九州産のモノを使用。
あちらでは、こういう新ジャガみたいなのが、年中採れるそうです。

って、母が言ってました(笑)。

え〜と、ルックスがこういう感じなので…。
丸のまま炊く事にしました。

いつもはジャガイモと人参は炒めてから煮込むんですが…。
この日はジャガイモは炒めませんでした。

で、人参はテキトーに切って、面取りしてから炒めました。
鶏肉もいったん炒めてから、鍋に。

で、後はタマネギを並べて…。
コトコト煮込む。

味付けは「昆布と鰹」で取った出汁に…。
「砂糖・濃口醤油・味醂」ですね。

結構砂糖をぶち込みますね。
煮物作る時って、結構思い切って砂糖を入れた方がウマくなると思うんですけどね。

塩味との対比効果っつーかね。
味がビシッと決まる感じ。

って、ラーメン発見伝で言ってました。
オレの料理はマンガ料理か(笑)。

でもこのジャガイモ、煮崩れしにくいからエエ感じ。
さすがに、丸ごと乗せたら喰いにくいかなと思って切り分けましたけどね(笑)。

ってなわけで、鶏肉の旨味が出汁にしみ出してエエ感じ。
後は、煮込んだ後、冷まして味をさらに染み込ませたら完成。

途中でタマネギだけ取り出しています。
形が無くなるまで煮たタマネギもウマいんですけどね。

タマネギの食感を出すために、この日はそこまで煮込みませんでした。
一応それなりにイロイロ考えてます(笑)。

ってなわけで、ナカナカにエエ感じに仕上がったかな〜この日の日替り。
イヤ、マジでお得な内容になったと思います。

ってなわけで、この日の営業は…。
結構エエ感じでした。

つーか、ホウボウが焼ける前に、日替りの注文が入ったから焦ったけど(笑)。

最近は結構安定して、昼にお客さんが来てくれてるんですよ。
マンガ効果ですかね(笑)。

イヤ、でもヒマより忙しい方が楽しいですからね。
ボーッとした後のビールより…。

動き回った後のビールが好き(笑)。

で、お客さんがいなくなったところで…。
いつもなら昼メシ喰うんですけど。

この日は喰いませんでした。
つーか、朝と昼を抜いてました。

宮津青年会議所の2月例会に車で向かう予定だったからです。
ビールを飲まないのは当たり前ですが…。

ハラがふくれて、眠たくなるのも怖かったんですよ。
つーか、どんだけ自分の運転に自信ないねん(笑)。

ってなわけで、感覚を研ぎすますためにメシ抜き。

う〜ん、ある意味バカな事してるなオレ(笑)。

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