2005年12月 8日

今回「一般質問」ができなかった理由

僕は今回「一般質問」をしません。
正直に言えば「質問」が浮かびませんでした。

議員にとって1時間という時間が使える、一般質問はなるべく「使う」べき時間です。
だから今回「一般質問」を僕がしないのは、結構な問題かもしれません。

ただ…。

僕が一般質問を今回できなかった理由は「質問」が浮かばなかったことが大きいです。
一般質問は15日から始まるのですが、残り半月の「町長」に何を聞いていいのかわからなかったのです。
どんな答弁を貰っても、来年の1月1日には失職する人です。
「頑張って推進する」と言われても「根拠」がありません。

僕はそのような答弁は別に欲しくありません。

また管理職の人達も新市において「どのポジション」にいくか不確定です。

担当課の人間が合併後も同じ「仕事」を担当する補償はありません。
その中で「検討する」というような答弁を貰っても確実性は薄いと思うのです。

それでも今回「一般質問」をする議員の質問が無駄になるとは考えていません。
合併を目前に控えてるからこそ「言いたい」ことがあるのだと思います。

ただ僕はこの「合併を控えた時期」こそ、前をみて歩きたいと考えています。

言い訳に聞こえるかもしれませんが、どうしても現状の行政に対して質問をする気が起こらなかったのです。

僕が今言えるのは、現在の役場職員のみなさんに
「大変でしょうが合併後も頑張って下さい」としか言えないです。
実は一番最初に合併後に環境が変わるのは「職員」なのです。

僕が今回「一般質問」をできなかったのは、それらの要因が絡んだからです。

でも議員としては、最後の議会で一般質問ができなかったのは「ダメ」だとも理解しています。
今でも「やはり質問をするべきだったかな…」と考えています。

ただ合併を控えた今こそ「前を見て進むべき」だと思っています。
もちろん「後ろを振り向かない」という意味ではありません。
僕は「前をしっかり見据えて歩きたい」のです。
足下をしっかり見て、前を見て、時には後ろを振り返る、そんな人間でいたいのです。

う〜ん、長くなったわりには「意味不明」かもしれませんね(笑)。

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