そして雪は降り続ける
と、いうわけで、また雪が降りました。
昨日雪かきを行なった道も、見事に雪だらけです。
ちなみに↓は僕の部屋から見える屋根です。
まあまだマシな方ですね。
例年なら「大雪や!」って言ってたかもしれませんけど(笑)。
そういえばニュースで「新潟県津南町」のことが出ていましたね。
あそこは日本でも有数の豪雪地帯です。
また「合併をせずに自立」を選んだ町でもあります。
僕が大江町の自立シミュレーションを作る際に、参考にした町でもあります。
僕の作った財政シミュレーションは、行政側が作ったものを元にしました。
ただ地方交付税に関しては、行政側の見立てより「さらに減額」される数字を使用しています。
理由は「こんだけ交付税下がっても自立できる!」と言いたかったからです。
だからあくまで「何%減」というものでした。
しかし津南町のシミュレーションは想像以上に凄まじいものでした。
地方交付税は基本的に
基準財政需要額−基準財政収入額=地方交付税(普通交付税)
として算出されます。
基準財政収入額は自治体が得る標準的な税収見込み額の一定割合なので、結構予想がつきます。
しかし基準財政需要額はそうはいきません。
これはかなりの項目から算出された数字なのです。
だから大抵の自治体が地方交付税のシミュレーションをする場合は
「今後10年間で10%減・15%減・20%減・30%減」のようにそれぞれの数値をたたき出します。
ようは「目測」にしか過ぎないのです。
とは言ってもコレ以外に中々方法はありません。
僕の場合は最悪のケースと言われる30%減を元にシミュレーションを作成しました(多分ね)。
しかし津南町は「基準財政需要額」がどのように今後変動するか、全項目をチェックして今後の地方交付税のシミュレーションを立てたんですよ。
で、津南町では「自立」という言葉を使わず「自律」と言う言葉を使用しています。
ただ町を残すだけでなく、さらに住み良く発展させようという気持ちの表れですね。
しかし某大学の「合併反対派」の助教授も「津南町ほどの細かい財政シミュレーションはつくらなくても…」と言っていましたね。
こういうのは行政にプロジェクトチームを置かない限り、作成は難しいと言っておられました。
ちなみに僕たちは行政の協力は得られませんでした(笑)。
もしかしたら「行政職員の手をかりずに作った、始めての自立シミュレーションかも」、
まあ発表できなかったんですから意味ないですけどね(笑)。
ただいい勉強にはなりました。
僕も津南町ほどではないにしても、かなり細かいとこまで調べましたからね。
しばらく予算書・決算書見るのイヤになりましたよ(笑)。
何で雪の話がこうなったんだろう?
まっエエか(笑)。