2006年3月 3日

スゴいぞ!生駒市!

↓コレは生駒市ホームページである。
photo417.jpg
何がスゴいって、「平成18年度市長施政方針」と「平成18年度予算案」がすでに公開されているのである。

山下真生駒市長は37歳という若さで、当選された。
選挙スタイルもとても共感できるやり方で、「僕も頑張ろう!」と思わせてくれた人物です。
こちらに山下真活動日記があるのでまた興味のある方は見てみてください。

現職市長にスタッフ10名で戦いを挑んだ、山下さん。
結果は圧勝でした。

政党・組織支援をものともせずに、当選された山下さん。
選挙前の僕にとっては、「政党・組織がなくてもイケルはずだ」と思わせてくれた人物です。

で、市長選に際して、山下陣営は「マニフェスト」を公開していました。
これがまたよくできた、マニフェストで僕もかなり参考にさせてもらいました。
まあ一部「パクった」ような部分もないことはないんですけどね(笑)。

興味のある方は、コチラからダウンロードできますのでぜひご覧になってください。

で、全国的にも注目された人物なので、初都庁にも注目が集まっていたわけですよ。
まあ市議会議長との対談は最悪でしたね。
あの市議会議長だけ見て、「議員ってこんなもんか」と思う人も結構いたと思いますよ。

山下市長はこれから、大変でしょうね。
でも生駒市ホームページで報告されているように、「有言実行」で予算案を組まれました。
自分のマニフェストに対して、どのように対処したかも報告されています。

これからは行政も議会もこれくらい、素早い情報公開が必要なんじゃないかと思います。
イヤ本当にスゴいですよ、生駒市は。
トップが変わって、やる気になれば変わるんだな〜と思いました。

予算書は載っているわ、概要は結構詳しく書いてあるわスゴいですよ。

しかし今後の地方自治体は、これくらいのことをしなけりゃいけないとも思いました。
予算書などはパソコンを使って作成されているので、それらをPDFファイルにしてホームページにアップすることは可能なはずです。
事実それくらいはどの自治体でも行っています。

しかし「スピード」と「内容の充実」がどこも今イチなんですよね。
定例議会前に生駒市のように、情報公開することが大事だと思うんですよ。

で、ぶっちゃけ、そんなに自治体ごとの「職員の能力」に差があるわけではないと思います。
ようは「トップの姿勢」じゃないかな、と思うわけです。

確かに素早く情報をホームページにアップするのは大変でしょう。
しかし事実こうして、実現している自治体もあるわけです。

福知山市でも可能なはずなんですけどね〜。

行政・議会はもっと積極的な情報公開を!
そして市民全員が情報共有できるように!

そうじゃないと、本当の「まちづくり」はできないでしょう。

======追記(午後4時2分)======
生駒市はトップが変わって、これからがどうなるのか非常に興味深いです。
ただ議会との衝突は避けられないでしょうね。

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