2006年3月 3日

まだ研究中

とりあえず、各新聞から入る情報を元に福知山市の予算案をエクセルに打ち込んでみた。
photo416.jpg
予算書を見たわけではないので、細かいところまではわからないのだがやはり「見通しは暗い」気がする。

「合併による行政経費の削減」に期待している人は多くいたと思う。
では実際にはどうなのであろうか。

人件費は2.5%「1億8600万円」の減額となった。
これは旧町の特別職や議員が失職したことが主な原因である。
しかし特例法により、市の定数より2名多い32名の議員がいるわけです。
合併前よりは減額かもしれませんが、「市」としてはね〜。

しかも来年も「32名」の定数で選挙を行う予定ですからね〜。
今度は「任期が4年」ですから、議員定数に関しては考える必要があるんじゃないでしょうか。

と、言っても「福知山市選挙区」で26名から減らすということはないでしょうね。
しかし周りの自治体は「議員定数削減」を掲げているのが主流です。
もちろん減らせばいいというものではないですが、考える必要があるんではないでしょうか。

で、予算案で大幅に減らされたのが「補助費」ですね。
これは合併協議会で出された、財政シミュレーション以上に減額されていますね。

旧3町の各商工会への補助金は通常支給分の「30%カット」です。
まあ予測されていたこととはいえ、今後の対応が大変なのは間違いないですね。

で、各種団体への補助金がどうなったのか、知りたいのですがそれはさすがに予算書がないと無理ですね。
頼むから市議の皆さん、もっと「情報公開」をしてくださいよ!

定例会に向け勉強中なのはわかりますが、現時点で「どういうところに問題を感じているか」くらいどこかで報告すべきではないでしょうか。
あと、福知山市議会のホームページは「なんじゃこれ?」みたいな思いが消えません。
「議会日程」くらい載せましょうよ。
「議員名簿」くらい載せましょうよ。
さらに言えば「一般質問の通告書」は絶対に載せるべきです。

行政経費のスリム化には賛成ですが、経費を削減したからと言って「手間」を惜しんではいけないのではないでしょうか。
他の自治体の議会ホームページを一度見てみてください。

福知山市はかなり劣っていますよ、イヤ本当に。

で、財政の話に戻りますが、「物件費」はあまり減っていないんですよね。
1000万円の削減となっていますが、これどうなんでしょう。
確かに物件費は「消耗品、備品購入」の経費が「主」ではあるんですが…。
臨時職員などの「人件費」も含まれているはずなんですよね。

実際にどれくらいの割合なのかは不明なのですが、僕はもっと「物件費」を見直す必要があるんじゃないかな〜と思っています。

とりあえず市議のみなさんには、「どこかの国の予算審議みたいに」ならないように頑張ってほしいものですね(笑)。

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