2006年5月10日

なんとかなるもんだ

今日はお待ちかねの「卒検」の日です。
まずは朝10時30分から、2時間の路上教習です。

その中には「見きわめ」も入ってます。

イヤ〜、何故か朝6時前に目が覚めましたよ(笑)。

で、心臓が「ドックン、ドックン」波打ってるんですよ。

それで、まずは朝風呂に入って、「一番エンストが少なかった服装」に着替えました。
ここまで来りゃあ、ゲンでも何でも担いでやるぞ(笑)。

で、後は電車に乗って、福知山駅に向かう。
そして到着後、自動車学校までいつものように歩いて向かう。

福知山市役所の近くで知り合いに出会う。
ほんの少しの会話を交わしただけだったが、少し気が楽になった。

で、午前10時頃に自動車学校に到着。
受付に行くと「今日は○○先生です」とのこと。

実はこの「○○先生」ってのは、僕は初めての教官であった。
だから「不安」が頭を駆け巡るわけですよ(笑)。

結論から言うと、この「○○教官」は最高でしたね。
とにかくもの凄く気楽に、教習車に乗れました。

正直に言いいますと、「この教官はちょっと勘弁」と言うのもあったんですよ、卒検を控えていて。
2人くらいいたかな〜、苦手な教官。

でも最後の2時間、路上教習でお世話になった「○○教官」は卒検を控えた僕にはピッタリでした。

何せ「エンストなんて、未だに僕らもしますよ〜」なんて言ってくれるんですよ。
この一言は、かなり僕にとっては大きかったですね。

で、今日の2時間の路上教習はなんと「エンスト0回」だったんですよ。
まあ「見きわめ」の時の、「方向転換」は何度か失敗しましたけどね(笑)。

しかしなんとか「見きわめ」もOKをもらい、いよいよ卒検に臨むことになったわけです。
まあこのころには、僕の緊張も最高潮になってましたよ。

言われましたもん教官にも、「自分だんだん、顔色変わって来たで」ってね(笑)。

正直「見きわめ」終わった後に「普通に乗れりゃ、受かるな」って自信はありました。
でも緊張は止まらないわけですよ。

結局昼食も食べませんでした。
でも「せめてコーヒーくらい飲もう」と思ったわけです。

でも財布の中に、「5000円札と10000円札」しかなかったので、飲めませんでした(笑)。

で、僕は「今日の卒検」は「僕1人」だと思っていたんですよ。
そしたら受付には4人も来ているわけです。

ただよく見てみると「限定解除」「AT車」の人でした。
結局1人みたいなもんでしたね(笑)。

で、まずは会議室で、卒検の説明を受けました。
そこで「検定コース」の地図を渡されたんですが、見た瞬間に「コリャ、もらったな」って思いました。

だって「簡単」なコースだったんですもん(笑)。

で、まずは僕は「限定解除」の検定を受ける車の後部座席に座りました。
AT車の免許を持っている人は、検定は教習所内で行うんですね〜、知らんかった(笑)。

で、僕が乗った検定車のコースは「2コース」でした。
僕らの「修検」の2コースと良く似てましたね。

で、いよいよ検定がスタートすることになったんですが、注目していたんですよ。
だってAT車とは言え、すでに免許を持っている人の運転ですからね。

しかし…、実際にスタートすると「何じゃコレ?」って言うくらい危なっかしい運転。
僕が言うくらいだから、想像つくでしょう(笑)。

スピードは全然出てないし、ギアチェンジはぎこちない。
まあよく考えたら、4時間しか教習受けてないわけだもんな〜。

この時点でかなり気が楽になりましたよ、「僕より下手な人間がいる」ってことでね(笑)。

僕が思ったことなんですが、「限定解除」に来る人は「MT車の仮免許」より下手くそな気がしますね。
何か受けに来ている人も「親に言われたか、仕事の都合」で来ているような感じでしたからね。

まあその「限定解除」の検定に来ていた人は、エンストを1回しましたが見事に合格。
正直この時点で「これで受かるんなら、僕でもいけるんちゃうん」と思っていました。
と、同時に気が楽になっていましたね。

で、僕の卒検がこの後スタートしたわけです。
試験官いわく「教習所内の走行は採点に入りません」とのことでした。

これも助かった〜、何せよくエンストしてたから、発進で(笑)。

で、まずスタートして、自動車学校を出るわけです。
そこから「採点がスタートします」との報告。

まずは最初の関門「踏切」ですね。
踏切でエンストしたら、いきなり終了なんでちょっと緊張しましたが無事クリア。
でもその後すぐに、対向車が来たんですよ。

もうギリギリですれ違いましたよ、イヤ〜ちょっとビビった(笑)。

で、後は試験官の指示通りに路上を走るわけです、これは余裕でしたね。
ちょっとだけ急な坂道の信号がイヤだったけど(笑)。

で、たいした問題もなく、最初の目的地に到着。
その後は、目的地まで「自主経路」で向かう。

地図は見るまでもなく、頭に入っていたのですぐに発進。
順調に走っていたんですが、信号のない交差点で無念のエンスト。
まあ「1回」は減点対象にならないので、落ち着いて再発進。

後は、問題なく目的地に到着できました。

で、その後は教習所内で「縦列駐車」を行うために、試験官と運転を交代し自動車学校に向かう。
試験官いわく「こうやって運転するのも、ある意味緊張するな〜」とのこと。

そりゃそうだ、これでエンストなんかかましたら恥ずかしすぎるもんな(笑)。

しかしやっぱり、プロの運転はスゴい、とにかくスムーズなんですよ。
「ウメ〜な」なんて思っているウチに、自動車学校に到着。

早速「縦列駐車」を行うために、車を発進。

で、指定場所の道に車を入れる。
この時点で「ヨッシャ〜」というベストポジションに車を持って行けました。

「ここなら絶対に失敗しない」と思い、縦列中車を開始。
結果は見事に成功!イヤ〜、良かったですよ方向転換じゃなくて(笑)。

で、また車を発進し、適当なところに駐車。
実際、今日の試験で一番難しかったのは、「試験官の指定の場所に最後に車を駐車」すること(笑)。

で、講評があったんですが「○○の交差点のとき、もうちょっとセンターラインに寄れたら良かったですね」くらいでした。

つまり「他は問題なし」ってことで、見事に合格でした!

卒検の点数は聞いていませんが、減点はもしかしたらされていないかもしれません!
と、言うことで、自分に都合のいい解釈をしますよ〜。

僕は「100点」で受かった、ってことで(笑)。

で、受付に「合格しました」と報告後、卒業式。
通常は午後3時30分からなんですが、「僕1人」しかいないため2時17分頃に卒業式が開始。

嬉しいけど、そんなんでいいのかって思いました(笑)。

実は「卒業式までにちょっと飲んだろ」って思ってたんですけどね。
良かった、待合室にいて(笑)。

で、印象的なのは、僕がこの自動車学校で一番多く教習を受けた教官がいたんですよ。
どっちかと言うと、あまり喋らないタイプの教官でした。

でもその教官に「合格しました」って言うと、満面の笑みで「受かったの、おめでとう」って言ってくれました。
もう「初めて見る」笑顔でしたね、「そんな笑顔できるのかよ」って言いたくなるくらい(笑)。

なんやかんや言いながら、ちょっと寂しい気もしますね、もう自動車学校に行かないのって。
かと言ってさすがに、カレーだけを食べに行くのは恥ずかしいし(笑)。

え〜と、この場を借りて(って、自分のホームページか)お礼を言いたいと思います。

僕のような「全く車を運転する気のない」人間が、まがりなりにも自動車学校を卒業できたのは「家族」と「自動車学校のみなさま」のおかげです!

30歳を過ぎての、学校ってのはいろんな意味で勉強になりました。
「初心」を忘れることなく、これからも生きて行きたいと思います!

後は「公安」に行って、学科試験に受かるだけだ!

でも今日はゆっくりとしたいと思います、もちろん飲みながら(笑)。

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