2006年7月20日

一体何処へ…

昨日のことがあったので、やはり気になって目が覚めた(笑)。

で、早速河川情報で水位をチェック。
午前7時30分で福知山水位0.49m、大雲橋水位が1.78m。

しかし昨日の水がウソみたいな水位だ。
「どこへ消えたんだ水」と思ってしまう。

昨日の同じ時間帯には、大雲橋水位ではもう6mに迫ろうかと言う勢い。
それが、今日は…、何か減りすぎてて怖いな。

で、昨日の昼から今日の朝までの大雲橋水位の動きが↓コレ。
photo940.jpg
水位にして約6m分の水が、海に流れ込んだわけだ。

当たり前のことと言えば、当たり前やけどよく考えればスゴいことだとも思う。
そういえば、子どもの頃「あれだけ川の水が流れ込んでるのに、なんで海は溢れないんだろう?」って疑問に思ったことがあったな。

最近、溢れ出さない理由が分かってきた(笑)。

しかし自然からしたら、「軽い調節」かもしれないが、人間からしたらたまったもんじゃないわな。
で、僕らも「台風」には備えと、ある程度の覚悟は持っています。

ただ梅雨前線等の雨での水については、少し油断気味だったかもしれません。
特にこの辺りは、梅雨とは言えあんまり雨が降りませんでしたからね。

しかし過去のデータを見てみると、結構この時期に梅雨前線や豪雨で水の被害にあってるんですよね。
ただ一番近年のもので、平成11年6月29日だったんですよ。

つまり約7年ほどは、梅雨前線による今回のような河川増水はなかったわけです。
台風23号の教訓もあり、今回はどの組織もかなり早く行動できたと思います。

それでも、ちょっと「不意打ち」に感じられたのは、やはり梅雨前線に関する危機感の低下だったのかもしれませんね。
もちろん僕も寝る前には、「大丈夫やろ!」ってことで散々飲んでましたけどね(笑)。

で、またまた「大雨」に警戒、って予報が出てました。
ただ先に述べたように、昨日の水はかなり引きました。

だから、昨日以上の雨が降らなければ、そう大きな河川増水はないと思われます。
ただし、水が引いたと言ってもそれは「河川」の水であって、まだまだ水浸しのところもあります。

特に堤防がある程度できた関係か、水の引きが異様に遅く感じられる箇所も見られます。
こうなると、何度も言っているように田畑への影響が懸念されます。

後は、とにかく昨日は雨が「長い時間にわたって降った」ので、土砂災害に気をつける必要があると思います。
僕も、時間があれば、昨日から実際にどう変化したのか調べに行きたいと思っています。

以上「宮木気象台」から、お届けしました。

って、何で最後に、笑いを取ろうとするねん(笑)。

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