猛の料理講座!
いや〜、ホント今日はメチャメチャ寒いですね。
丸刈りにはこたえます(笑)。
ってなわけで、今日も毎度のボウフラ製造工場を横目にお店へ。
今日はお座敷や仕出しがあるので、いつもより早めに出発。
まあそれでも、僕が一番遅いんですけどね到着するの(笑)。
ってなわけで、まずはお座敷のセッティングに取りかかりました。
グラス並べたり、おしぼり並べたり、お箸を並べたり。
とにかく並べ続けるだけです。
写真なんか撮っても、何も面白くないです(笑)。
で、ある程度お午前10時過ぎに助っ人のオバちゃん登場。
ってことで、お座敷はオバちゃんに任せる事に。
つーわけで、僕は仕出し弁当を手伝う事に。
今日は「11食」の仕出しでした。
で、3000円の注文でしたので、ご飯をばら寿司にすることに。
ってなわけで、その過程を紹介したいと思います。
まずは基本となるご飯を作ります。
もちろんのこと、ご飯は寿司飯。
その中に濃いめに味付けをした、高野豆腐・タケノコなどを混ぜ込みます。
こんな感じですね。
で、よく混ぜて、具が大体均一に混ざったら弁当箱に盛りつけ。
で、基本の寿司飯を入れ終わった光景がコチラ。
ウン、凄く地味(笑)。
コレだけで持って行ったら、スゲー怒られるだろうな。
まあ一応寿司っぽい味はするんですけどね、寿司飯だから(笑)。
で、続いてウチのお店のばら寿司の味を決定づけている「魚そぼろ」を盛りつけます。
ウン、この写真だけだと全然美味しそうに見えない(笑)。
でもコレを加えると、ホントばら寿司にコクが出るんですよ。
作り方としては、ごく簡単です。
鯛とかカンパチのアラを、茹でて火を通してほぐしておきます。
で、それらをフライパンで「醤油・酒・みりん」などで味をつけ、水分が無くなるまで炒めるわけです。
ウチは飲食店なんで、魚のアラは結構出るわけですよ。
で、そういう箇所って、また結構味があってウマいんですよ。
また刺身に使用した切れ端とかも、結構出るわけですね。
で、そういう箇所を無駄にせず使うのには、ピッタリなわけですよ。
今日は何のアラだろ…(笑)。
カンパチだと思うんですけどね。
実はちょこっとつまんだんですけどね、良くワカランかった(笑)。
で、今日は仕上げにかつお節を使用しています。
まあここらへんは、好みですから山椒とかを使用してもいいと思います。
ご家庭で作られる場合は、煮魚の残りなんかを使用してもいいんじゃないかと思います。
後は、「サバ缶」なんかを使用しても美味しく出来ますよ。
サバ缶を使うと、サラサラっとしたそぼろが出来ますね。
普通にご飯のおかずにしてもいいんじゃないかと。
3色丼とか作るのにもいいんじゃないかな〜。
魚嫌いの子どもさんでも、結構食べれると思いますよ魚そぼろ。
ぜひお試しください。
ちなみに僕は作った事はありません(笑)。
で、盛りつけるとこうなるわけです。
ウン地味ですね、余計に地味になった感じすらしますね(笑)。
まあこっからですよ、変化して行くのは。
ってなわけで、続いては錦糸卵を盛りつけます。
ウチではある一定「薄焼き玉子」を焼いておいて冷凍保存しておくことが多いです。
で、取り出して来て、そのまま切るわけです。
焼きたての薄焼き玉子を切るより、遥かに楽に切れますね。
冷凍の仕方にもよりますが、味はほとんど変化しないですね。
まああくまで、僕の舌ではそう判断したんですよ(笑)。
で、この錦糸卵が乗ると、段々ばら寿司っぽくなって来ます。
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でもこの状態で、持っていったらまだ怒られますね(笑)。
ってなわけで、ここからは「彩り」を決定づける具を乗せて行きます。
まずは…
濃いめに煮付けたシイタケです。
この具は彩り的な意味合いもありますが、味に深みを加える役割も果たします。
で、続いて…
J
花レンコンですね、コレはほぼ100%彩りのために乗せます。
後は、食感に変化を付ける役割もありますかね。
ただ、コレだけ食べてもたいしてウマいもんじゃないです(笑)。
そしてお次ぎは…
紅ショーがですね。
彩りの役目も大きいですけど、味わい的にも結構なアクセントの役を果たしてますね。
ばら寿司の場合は「ガリ」みたいな味わいのショウガではなく、毒々しいくらいの真っ赤な紅ショウガが合うんですよ。
しかしホント、赤いよな紅ショウガって。
つーか、当たり前か(笑)。
で、最後に盛りつけるのは…
三つ葉を刻んだ物ですね。
ハッキリ言いまして「役割は彩りだけ」なんですよね(笑)。
茹でた三つ葉を細かく刻んで乗せるだけですからね。
もちろん味が無いわけではないですけどね。
で、これらを全て盛りつけると…
大江山流ばら寿司の完成です!
仕出し弁当の値段によっては、さらに「エビ」や「ウナギ」を乗せたりしますが、基本形はコレですね。
で、結構手間がかかるわりに、食べるのは一瞬なんですよねばら寿司(笑)。
でもこういうメニューが弁当に入っている、なんかめでたい気分になりますよね。
って、それは僕だけなんだろうか?
つーか、思いつくままに書いたんだけど、コレ…。
何の役にも立たないね、この記事(笑)。
え〜と、細かいレシピは僕も知らないので、質問等はなるべくナシってことで。
「どうしても!」と言う場合は、母に聞きます(笑)。
それでは「第一回宮木猛の役に立たない料理講座!」を終了します。
多分第二回はないな(笑)。