2006年11月18日

猛の料理講座!

いや〜、ホント今日はメチャメチャ寒いですね。

丸刈りにはこたえます(笑)。

ってなわけで、今日も毎度のボウフラ製造工場を横目にお店へ。
今日はお座敷や仕出しがあるので、いつもより早めに出発。

まあそれでも、僕が一番遅いんですけどね到着するの(笑)。

ってなわけで、まずはお座敷のセッティングに取りかかりました。
グラス並べたり、おしぼり並べたり、お箸を並べたり。

とにかく並べ続けるだけです。
写真なんか撮っても、何も面白くないです(笑)。

で、ある程度お午前10時過ぎに助っ人のオバちゃん登場。
ってことで、お座敷はオバちゃんに任せる事に。

つーわけで、僕は仕出し弁当を手伝う事に。
今日は「11食」の仕出しでした。

で、3000円の注文でしたので、ご飯をばら寿司にすることに。
ってなわけで、その過程を紹介したいと思います。

まずは基本となるご飯を作ります。
もちろんのこと、ご飯は寿司飯。

その中に濃いめに味付けをした、高野豆腐・タケノコなどを混ぜ込みます。
こんな感じですね。
photo1914.jpg
で、よく混ぜて、具が大体均一に混ざったら弁当箱に盛りつけ。

で、基本の寿司飯を入れ終わった光景がコチラ。
photo1915.jpg
ウン、凄く地味(笑)。

コレだけで持って行ったら、スゲー怒られるだろうな。
まあ一応寿司っぽい味はするんですけどね、寿司飯だから(笑)。

で、続いてウチのお店のばら寿司の味を決定づけている「魚そぼろ」を盛りつけます。
photo1916.jpg
ウン、この写真だけだと全然美味しそうに見えない(笑)。

でもコレを加えると、ホントばら寿司にコクが出るんですよ。
作り方としては、ごく簡単です。

鯛とかカンパチのアラを、茹でて火を通してほぐしておきます。
で、それらをフライパンで「醤油・酒・みりん」などで味をつけ、水分が無くなるまで炒めるわけです。

ウチは飲食店なんで、魚のアラは結構出るわけですよ。
で、そういう箇所って、また結構味があってウマいんですよ。

また刺身に使用した切れ端とかも、結構出るわけですね。
で、そういう箇所を無駄にせず使うのには、ピッタリなわけですよ。

今日は何のアラだろ…(笑)。

カンパチだと思うんですけどね。
実はちょこっとつまんだんですけどね、良くワカランかった(笑)。

で、今日は仕上げにかつお節を使用しています。
まあここらへんは、好みですから山椒とかを使用してもいいと思います。

ご家庭で作られる場合は、煮魚の残りなんかを使用してもいいんじゃないかと思います。
後は、「サバ缶」なんかを使用しても美味しく出来ますよ。

サバ缶を使うと、サラサラっとしたそぼろが出来ますね。
普通にご飯のおかずにしてもいいんじゃないかと。

3色丼とか作るのにもいいんじゃないかな〜。
魚嫌いの子どもさんでも、結構食べれると思いますよ魚そぼろ。

ぜひお試しください。
ちなみに僕は作った事はありません(笑)。

で、盛りつけるとこうなるわけです。
photo1917.jpg
ウン地味ですね、余計に地味になった感じすらしますね(笑)。

まあこっからですよ、変化して行くのは。
ってなわけで、続いては錦糸卵を盛りつけます。
photo1918.jpg
ウチではある一定「薄焼き玉子」を焼いておいて冷凍保存しておくことが多いです。

で、取り出して来て、そのまま切るわけです。
焼きたての薄焼き玉子を切るより、遥かに楽に切れますね。

冷凍の仕方にもよりますが、味はほとんど変化しないですね。
まああくまで、僕の舌ではそう判断したんですよ(笑)。

で、この錦糸卵が乗ると、段々ばら寿司っぽくなって来ます。
photo1919.jpgJ
でもこの状態で、持っていったらまだ怒られますね(笑)。

ってなわけで、ここからは「彩り」を決定づける具を乗せて行きます。
まずは…
photo1920.jpg
濃いめに煮付けたシイタケです。

この具は彩り的な意味合いもありますが、味に深みを加える役割も果たします。

で、続いて…
photo1921.jpgJ
花レンコンですね、コレはほぼ100%彩りのために乗せます。

後は、食感に変化を付ける役割もありますかね。
ただ、コレだけ食べてもたいしてウマいもんじゃないです(笑)。

そしてお次ぎは…
photo1922.jpg
紅ショーがですね。

彩りの役目も大きいですけど、味わい的にも結構なアクセントの役を果たしてますね。
ばら寿司の場合は「ガリ」みたいな味わいのショウガではなく、毒々しいくらいの真っ赤な紅ショウガが合うんですよ。

しかしホント、赤いよな紅ショウガって。
つーか、当たり前か(笑)。

で、最後に盛りつけるのは…
photo1923.jpg
三つ葉を刻んだ物ですね。

ハッキリ言いまして「役割は彩りだけ」なんですよね(笑)。

茹でた三つ葉を細かく刻んで乗せるだけですからね。
もちろん味が無いわけではないですけどね。

で、これらを全て盛りつけると…
photo1924.jpg
大江山流ばら寿司の完成です!

仕出し弁当の値段によっては、さらに「エビ」や「ウナギ」を乗せたりしますが、基本形はコレですね。
で、結構手間がかかるわりに、食べるのは一瞬なんですよねばら寿司(笑)。

でもこういうメニューが弁当に入っている、なんかめでたい気分になりますよね。
って、それは僕だけなんだろうか?

つーか、思いつくままに書いたんだけど、コレ…。
何の役にも立たないね、この記事(笑)。

え〜と、細かいレシピは僕も知らないので、質問等はなるべくナシってことで。
「どうしても!」と言う場合は、母に聞きます(笑)。

それでは「第一回宮木猛の役に立たない料理講座!」を終了します。

多分第二回はないな(笑)。

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