2006年12月 4日

驚愕!雄山豆腐!

今日は休日ってことで、久々のマンガネタ。

以前途中まで書いてて、間違って保存しないで消しちゃったんだよね。
ってことで、寒い時期にはピッタリの料理。

それは「湯豆腐」しかもタダの湯豆腐ではありません。
あの海原雄山先生直伝の湯豆腐です。

コレを僕は「雄山豆腐」と名付ける事にしました。
さて、みなさん本日の晩酌に「雄山豆腐」はいかかでしょう?

では、その「雄山豆腐」の説明に入りたいと思います。
メモの用意はいいですか?

まあコレそのままプリントアウトしたらいいだけなんですけどね(笑)。

さて、それでは「雄山豆腐」の全容を解明したいと思います。
(注意!:僕は美味しんぼを全巻揃えるくらい好きです)

1.まずは手を2回叩く
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コレかなり重要です。

コレが出来ないと、雄山豆腐足り得ません。
で、この行為によって、次のような事が起こります。
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こんなことが、出来る人、日本に何人居るんでしょう?

この時点でかなりの人が、脱落するのではないでしょうか。
つーか、雄山の家、絶対に広いと思うんだよね。

あんな軽く手を叩いただけで、聞こえるのかな〜。
つーか、オバちゃんずっと近くで待機していたのかな?

どっちにしても、オバちゃんスゴすぎやね(笑)。

で、いつも思うんだよね「美食倶楽部に勤めてる人の給料はいくらだ?」って。
このオバちゃんの月給ていくらなんでしょうかね、気になりませんか?

だって、手を叩かれなくても待機しておかなきゃいけないわけですからね(笑)。

まっ、しかし手を2回叩いて「湯豆腐の支度をしてくれ」だもんな〜。
こんなこと普通の夫婦生活でやったら、間違いなく離婚原因になりますね(笑)。

2.相手の都合はどうでもいい
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え〜、たとえ「昼メシを食べてハラが一杯」でも雄山には関係ありません。

「俺の湯豆腐なら食えるだろ?」って言うエゴが満載です(笑)。

雄山の会話から察するに「昼は過ぎている」ことが読み取れます。
さらに「夕食の時間帯ではない」ことも読み取れます。

おそらく「午後3時〜4時」の間ではなかろうかと思われますね。
でも「湯豆腐ならかまわん」ってこともないと思うんだけどね(笑)。

コレ普通に友達の家に遊びに行って、言われたら困るもんね。
「湯豆腐やったら食えるやろ」なんてこと、言われたらドン引きやもんね(笑)。

まあしかし、雄山豆腐を作るためにはこの強引さが必要です。

3.材料
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手を2回叩いて「湯豆腐の支度をしてくれ」と言っただけでこの材料。

オバちゃん手際良すぎ。
つーか、美食倶楽部に勤めるためには、これくらい出来なければいけないってわけですね。

良かった、ウチ普通のお店で(笑)。

しかし美食倶楽部の冷蔵庫や食料庫ってのはどうなってるんだ?
普通こんなモノすぐに揃えられんぞ。

え〜、とりあえずここまでクリアできた強者はいるかな?
多分いないと思うけど(笑)。

4.ついに調理開始
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ここは結構ノーマルです、多分家庭でも出来るんじゃないでしょうか。

ただし、昆布はさすがに最高級品です。
先生いわく↓とのことです。
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まあ「絶対にこの昆布じゃないとダメ」ってわけじゃないので、何とかなるかな。

つーか、喋りながら料理するのって結構ウザイかもね(笑)。

で、この昆布、次の様に下準備をしておかなければなりません。
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まっ、コレも比較的実践は楽でしょう。

しかしホント、イチイチこウルサい男だ雄山(笑)。

まあここまでなら、なんとかクリアできるでしょう。
「手を2回叩いてオバちゃんを登場させる」以外ならね(笑)。

ココからが、雄山豆腐の真骨頂です。
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無理です、こんな水手に入りません(笑)。

つーか、そんな水が備蓄してあることがスゴいです。
湯豆腐を食べないかもしれないのに、そんな水が用意してある美食倶楽部…。

もしもココで湯豆腐を頼んだら…。
ナンボになるんでしょうかね(笑)。

まあ水に関しても「絶対にコレ」とは言っていないのでなんとかなるかな。
ウチだったら、井戸水あるしね。

しかしホント、めんどくさいオッサンだ雄山(笑)。

5.豆腐は人数分だけ
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コレ大事です。

ボコボコ放り込んだら、間違いなく雄山に「たわけ!」と叫ばれます(笑)。

で、火をつけるわけです。
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美食倶楽部でもカセットコンロ使うんですね。

何か親近感が湧いて来たぞ(笑)。

でもここから、雄山豆腐さらに加速します。

6.かつお節は食べる直前に
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どっかの家に招かれて、目の前でこんなことされたら緊張するやろな。

つーか「そこまでせんでも…」って絶対に思うよな(笑)。

しかし昔はどの家庭でもこうやって、かつお節を削ってたんだもんな〜。
ある意味、昔の人の方が贅沢かもしれん。

でも毎回雄山は湯豆腐食べる時にこの行為を繰り返してるのか〜。
カップ麺とか食った事ないんだろうね(笑)。

で、かつお節はこのように削って下さい。
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極薄なのが、ポイント。

つーか、こんな湯豆腐作ろうと思わんけど(笑)。

しかし
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ってことなので、やっぱり食べる直前にかいて下さいかつお節。

6.人の好みはおかまい無し
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「ポン酢で食べる」と言う選択肢がまずありません(笑)。

で、温かい醤油と言うのも…。
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雄山先生は許してくれません(笑)。

「醤油は冷たいまま使う」コレが大事です。
後「ポン酢を使う事は許されない」ことですかね(笑)。

で、ここからが雄山豆腐の真髄!
って、そんなことばっかり言ってるけど(笑)。

7.豆腐から目を離すな
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鍋に豆腐を投入した後は、目をそらしてはいけません。

もちろん普通の目つきで見てはいけません。
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こう思われるくらいの眼差しで豆腐を見続けて下さい(笑)。

しかし豆腐を真剣に見続ける雄山もアレだけど、その顔を必死に観察してるのもアレだね。
スゴい空間だろうね、ココ。

で、さすが雄山先生「俺の顔など見ずに豆腐を見ろ!」ってな感じです。
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豆腐から目をそらしてはいけません。

もちろんテレビを見ながらなんて、もっての他です。
雄山豆腐を作る時にはテレビのスイッチは消しておいて下さい(笑)。

8.いよいよ食べれます
しかし食べるまで時間のかかる湯豆腐だ。
書いてて疲れた(笑)。

さて、長い下準備も終わり豆腐が煮えて来ました。
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ここまでくればゴールは間近です(笑)。

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待ってました、その一言を!

この一言を聞いたならば、急いで豆腐を取り上げて下さい。
ノロノロとした動きは許されません。

緊急時の避難訓練を思い出して、動いて下さい。
それほど、雄山を怒らせるのは怖いのです(笑)。

9.薬味にもこだわるぜ
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こんなモン用意してある家、あるのか?

友達の家で湯豆腐食べる時に、こんなモンでてきたらビビるね(笑)。

で、さらに雄山はこの様な薬味を使用します。
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ここら辺は普通です、でもかつお節は「削りたて」じゃないとダメですけどね(笑)。

10.コメントが大事
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こういうコメントを恥ずかしげもなく言える人でなければ、雄山豆腐は食べてはいけません(笑)。

まずは近くの食堂・ファミレスで練習をしておいて下さい。
間違いなく、「他のお客様の迷惑になりますので…」と言われる事でしょう。

でも雄山豆腐を食べるためです、頑張って練習して下さい(笑)。

ちなみに、僕はこんなコメントを大声でする人とはメシは食いたくありません。
つーか、滅多にいないと思うけどね(笑)。

11.そういや昆布に切り込み入れたよね
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なるほど、この為に切り込みを入れたんですね。

つーか、イイじゃん動いて乱れても、鍋っぽくて。
なんて言う人は、雄山豆腐を食べる資格はありません。

だから僕にも食べる資格はありません(笑)。

12.雄山豆腐に使用した豆腐
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スーパーでは売ってないわな、こんな豆腐(笑)。

まあこういう豆腐を使用するからこそ…。
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こうなるわけですね。

ウチの母と雄山は絶対に一緒に鍋食えないな(笑)。

まあ僕か父だったら、何とか…。
つっても「そんなに酔っていては豆腐の味がわかるハズもなかろう!」って怒られそうやけど(笑)。

13.ウマいとは思うよ…
材料にも食べ方にもとことんこだわった雄山豆腐。

間違いなくウマいと思います。
でもね〜
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こんな風に言われて…

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ここまで指示されるの面倒くさくね?

だったら、こんな記事書くなっつーの(笑)。

さあ!みなさん、今日も寒いです。
一度ご家庭で「雄山豆腐」いかかでしょ?

ホンマに実践した人、写真送って下さい(笑)。

あ〜、一時間もかかったよ、この記事書くのに。

いくら休日でもバカな事したな(笑)。

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