2007年2月15日

魚祭り水曜日編

イヤ〜、ビックリするくらい一日が短い。

つーか、欲張り過ぎなのか?
ビール飲まなきゃ、もっと時間に余裕が持てるかも。

まっ、それはどう考えても無理なんだけどね(笑)。

え〜、しかしこんな京都の片田舎に住むワタクシにも、いろんなところから依頼は来るんですよね。
何でこんな酔いどれのオッサンに、音楽の依頼が来るのか自分でもワカラン(笑)。

そういえば、メールで「マスタリングをお願いしたい」みたいな依頼もあったな。
最近メールもまともに返せてないんですよね。

携帯はずっと電源切ってたし。
つーか、そもそも持ち歩いてないし(笑)。

そういえば、聞いた話によりますと3月初めにあの伝説のお店「しま」が復活するそうですね。
つっても、コレかなり地域限定の話題なんですけどね(笑)。

イヤ〜、しかしそうなると、駅前に歩いて飲みにいけるな。
やっぱりタマには外に飲みに行きたいですからね。

ってなわけで、復活期待してまっせ!

つーわけで、コチラも忙しい中ではありますが「昨日」の日替り定食を紹介したいと思います。
ってなわけで、昨日「水曜日」の日替りはコチラ!
photo2894.jpg
「ブリ大根・子持ちカレイの塩焼き・ご飯・味噌汁・漬物」で、毎度の600円でございます。

う〜ん、なんて冬らしいメニュー。
昨日はメチャメチャ気温高かったけど(笑)。

イヤしかし、手前味噌ですけどウマそうですよね。
つーか、ウマいんですよマジで(笑)。

え〜、では毎度の「役に立ちそうもない」メニュー説明を。
まずはブリ大根。
photo2895.jpg
コレは前日(つまり火曜日ね)から仕込まれたモノです。

まずはブリのアラをバッタバッタとぶった切ります。
photo2896.jpg
今日の手タレは父です。

僕の手が登場する事はまずないでしょう(笑)。

大体が僕写真撮られるの苦手なんですよね。
去年の選挙ポスターも大変でしたよ撮影。

だっておかしくもないのに、笑わなきゃいけないでしょ(笑)。

まあ写真の話はこれくらいにしてと…。
で、ぶった切ったブリアラがコレ。
photo2897.jpg
ブリのカマなんかは、スゴい脂のノリですね。

で、これをそのまま大根と煮ても、ウマくはならないわけですよ。
ってなわけで、まずは下ごしらえ。

まずはブリのアラを下茹でします。
photo2898.jpg
ねっ、スゴい事脂が出てくるでしょ。

こうやってある程度、下茹でして脂抜きをしないとクドいだけのブリ大根が出来ます。
で、一旦茹でたアラは、汚れを落とすために水で洗います。
photo2899.jpg
これにてブリのアラの下ごしらえは完了。

続いて大根の下ごしらえ。
大根もまずは下茹で。
photo2900.jpg
米のとぎ汁で茹でたら柔らかくなるとか言いますが、この時は普通に水で茹でました。

え〜と、茹で時間は…。
父上何分だった?(笑)

まあある程度、柔らかくなったら下茹では完了。
イヤ〜、ホントに役に立たないねコイツの説明(笑)。

で、後は大根とブリを一緒に煮るわけです。
photo2901.jpg
味付けはブリから旨味が出る事と煮詰めることを考えて、薄めですね。

素材が良ければ、余分な味付けはいりません。
海原雄山先生も山岡士郎もそう言っておりました(笑)。

で、ある程度煮たら、この日の下ごしらえは完了。
一旦鍋を火から下ろします。

そして一晩寝かせて、翌日にまた煮込むわけです。
そうやって、完成したのがコチラ。
photo2902.jpg
イヤ〜、エエ色になりましたね。

マジでウマそう。
コレはビールやで、ビール(笑)。

イヤ、しかし何気に手間かかってるな、このメニュー。
まあ飲食店は素材に金をかけるか、手間をかけるかしないとね。

で、やっぱりコレくらいの量を一度に作るからまたウマいんですよ。
それが家庭料理との違いかな。

まあ大家族やったら、実現は可能やけど(笑)。

で、コレに付け合わせとして「菜の花」を添えて完成。
菜の花は軽く下茹でして、ブリ大根を炊いた鍋とは別の鍋で軽く出汁で煮ています。

ナカナカにエエ色合いでしょ。
つーか、菜の花死ぬ程あるんだよね今(笑)。

ってなわけで、次のメニューに進みたいと思います。
この日の焼き魚は「子持ちカレイ」です。
photo2903.jpg
「どんだけ子ども作んねん!」ってくらいの子持ちですね(笑)。

コレを煮付けてもウマいんですけど、この日は塩焼きに。
つーか、「ブリ大根とカレイの煮付けです」なんて言われたらイヤでしょ(笑)。

で、まずはカレイの下ごしらえ。
photo2904.jpg
ウロコを取って、テキトーな大きさにぶった切ります。

そして塩をして焼くわけです。
photo2905.jpg
塩はちょっと薄めにしております。

ブリ大根が結構コッテリしてますので、バランスを考えてあえてちょっと薄味。
それに、醤油をかけるなりして味の調節が出来ますからね後からでも。

しかしホント、見事な子持ちですね。
コレを甘辛く炊いて、ビールと一緒に食べたら…。

あ〜、やっぱりご飯よりビールだよビール(笑)。

で、この日は薬味にコレを付けておいたんですよ。
photo2906.jpg
「橙」ですね。

果汁が多くて、クセが無い酸味が特徴。
だから、淡白なカレイなんかにはピッタリですね。

で、最近カレイの塩焼きなんかには、良く橙を付けてたんですよ。
でも僕最初それを見て「何でカレイの塩焼きにオレンジを?」って思ってたんですよ。

で、これを橙と知っているお客さんは、カレイに絞るじゃないですか。
それを見て「何でオレンジをカレイに絞ってるの?」って思ってたんですよね。

バカですね、この飲食店の息子(笑)。

でもお客さんの中には、僕と同じ間違いをしている人も結構いましたよ。
食事が終わって、最後に橙を食べてる人が複数いました。

オレンジと間違えてたんだろな(笑)。

良く考えたら「この橙をカレイに絞ってお召し上がりください」って説明すりゃよかったな。
う〜ん、桂山の店員のことあーだこーだ言えんな僕も(笑)。

まあ今度からは、説明する様にします。
「コレはオレンジではありません」って(笑)。

で、この日は、忙しいってことはそんなになかったですね。
お客さん自体は結構来たんですけどね。

来る時間帯が見事にずれてたんですよ。
僕の疲労を考えてくれてたんでしょうか(笑)。

ってなわけで、お客さんがいなくなったのでお楽しみの昼食タイム。
もちろんブリ大根ははずせませんし、カレイも食べたいです。

ってことで、完成したワタクシのまかないがコチラ。
photo2907.jpg
「ブリ大根・子持ちカレイの塩焼き・キンピラゴボウ・卵焼き」そして冷えたビールとグラス。

う〜ん、何気にゼイタクなメシ喰ってるなオレ(笑)。

実際にどれもウマかったんですよ。
ブリの旨味が染みた大根…、柔らかく煮えてて最高にウマかったですね。

で、あれほど旨味を与えたはずなのに、ブリがまたウマいんですよ。
そして、またビールにピッタリなんだ。

「もうお店閉めて飲まない?」って言いかけたもんね(笑)。

で、子持ちカレイも、コレまたウマい。
ちょっと醤油をかけて食べると…。

あ〜、宴会宴会、夜の仕事もないから宴会って言いたくなったね(笑)。

で、カレイのお楽しみと言えば…。
photo2908.jpg
コレですよ「子」コレがウマいんだ。

まあ基本的には、煮付けた方が好きですけどね。
だってビールに合うもん(笑)。

でもホントに見事な子持ちやね。
コレにちょっと塩をふって食べると…。

ハイ、ビールおかわり!
って、さすがにガマンしましたけどね(笑)。

つーわけで、この日も満足な昼メシ。
う〜ん、やっぱり昼はビールやで。

って、こんな事言ってる人、ロクなモンじゃないね(笑)。

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