2007年7月25日

魚vs大江山「2007年」

ってなわけで、やっとこさお話は「日曜日」です。

イヤ〜、昨日は何気に沢山更新したもんな。
まあ内容はあまり、無かったけど(笑)。

イヤイヤ、ちゃんと心を込めて書きましたよ。
ビール飲みながら(笑)。

ってなわけで、日曜日はいつも通りにお店へ。
まあ午前中はコレと言った仕事はなかったんですよ。

だから、普通に食堂オープン。
お客さんは…、ウンまあまあってところですかね〜。

メチャ多いってわけではないですが、少ないってことも無かったです。
コレが8月になると、かなり増えてくるんですよね。

で、お客さんが居なくなったところで…。
お楽しみの昼食タイム、って行きたかったんですが…。

昼からはある予約、が待ち構えてたんですよね。
その準備をしてたので、いつものような昼メシはお預け。

とりあえずスーパーの残り物のコロッケと、玉子焼きを食べる。
あっ、もちろんビールは飲みました(笑)。

で、「ある予約」ってのが…。
「釣って来た魚を、料理して出す」って内容だったんですよ。

ちなみに昨年の同時期にも同じ注文がありました。
もちろん予約して来たのは、同じところですね(笑)。

え〜と、とにかく「どんな魚が、どれだけ釣れるか分からない」わけですよ。
またこの日が「微妙に曇り」だったんですよね。

そう言う時は、良く釣れるんだよな(笑)。

ってなわけで、昨年の経験を活かして…。
「前もって準備出来るものはしておこう」って思ったわけですよ、両親も僕も。

去年はうな重食ってのんびりビール飲んでたもんな(笑)。

ってなわけで、まず僕は「天ぷら」の準備を。
photo5169.jpg
いつもよりデカイ鍋に油を入れておきました。

とにかく「キス」を沢山釣って来られるんですよね。
で、かなりの量の天ぷらを食べられるんですよ。

マジで「よくこれだけ食えるな」ってくらい(笑)。

で、衣はいつも通りのモノだったんですけど、気温や油の近くに置くと言う事を考えて「氷」を2個ほど入れておきました。
カラッと揚げるための、工夫ですね。

確かクッキングパパでもこういう工夫をしてたよな〜。
美味しんぼでは「水も玉子も小麦粉も冷えたものを使う事」って言ってたしね。

ってなわけで、僕はこの日は「天ぷら」しかも「キスの天ぷら」担当。
で、僕が準備している隣で、父が…。
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ひたすらニンニクを刻んでました。

「タタキ」を作るためですね。
キスと同じくらい「アジ」を釣って来られるんですよね。

で、大抵「タタキにして」って言われるんですよ。
だから、今年は前もってこういう準備をしておきました。

もちろん「モミジおろし」も大量に準備しておきました(笑)。

で、母ももちろん、準備をしていました。
photo5171.jpg
コレは「煮付け」用の煮汁ですね。

昨年も「コレは煮付けで」とか言われたんですよね。
で、慌てない様に、先に準備しておいたわけです。

醤油と酒と味醂とショウガを基本とした煮汁ですね。
コレを一旦沸騰させておいたんですよ。

後は、魚を入れるのみ(笑)。

ってなわけで、午後1時20分過ぎに電話があったのかな〜。
「先に魚を乗せた車が出発しました」ってな感じで。

昨年はお客さんと魚が同時にきましたからね。
もう大変でしたね(笑)。

でも今回は「先に魚」が来るとの事。
「それなら、少しゆとりが持てるな」って思ったんですよ。

しかし、ナカナカ魚が到着しないんですよね。
結局、お客さんと一緒に来たよ(笑)。

イヤ、まあお客さん全員ってわけじゃなかったんですけどね。
ちなみに、先にきたお客さんは「何で、魚と同じ時間に到着するねん」って突っ込んでました(笑)。

まあ交通事情等もあったんでしょう。
ってことで、午後2時頃に到着しましたよ。

ハイ、ドカーンってな感じですね。
photo5172.jpg
ウン、今年は多分去年より沢山釣ってますね。

で、予想通りキスとアジが大量(笑)。

メバルなんかもあるな〜。
で、もちろんコレだけではなかったんですよね。

え〜と、コチラが大物。
photo5173.jpg
「カワハギ」と「マトウダイ」ですね。

ちなみに、カワハギは分かったんですよ。
マトウダイは分かりませんでしたね。

「コレ何?」って感じでしたね。
ちなみに、両親も初めて見たそうです。

お客さんに聞いて、初めて「ふ〜ん、そういう名前なんや」って言ってましたもん(笑)。

捌いてから、魚の名前を知るって何気にオモロいな(笑)。

で、コレで終わりじゃなかったんですよね。
さらにドン!
photo5174.jpg
何匹おるねん!って突っ込みたいくらい多かったですね(笑)。

で、まずはアジを捌いて「タタキ」を作る事に。
アジを三枚に下ろして、皮を剥いて…。

ソレと同時に「塩焼き」にするために、アジを捌きました。
魚を持ってくる前に、お客様の方から要望が出てたんですよ。

「キスは全部天ぷら」「アジはタタキと塩焼き」ってね。
なので、まずは必死で「タタキ」と「塩焼き」と「天ぷら」の準備に取りかかりました。

ってなわけで、僕もとにかく必死で「塩焼き」にするためのアジを捌き続けておりました。
で、そうこうしているウチに、タタキが完成。

去年は僕は「料理を運ぶ」立場だったんですよね。
でも今年は作る方だったんですよね。

ってなわけで、お座敷へのお運びは助っ人を頼んでおきました。
両親や僕らも大変ですが、料理を運ぶのも大変なんですよね。

大人だけじゃなくて、子どもも居るからいろんな飲み物の注文が通るしね。
ってなわけで、キスは父がひたすら捌いていました。

で、ある程度、捌けたキスが溜まったところでワタクシの出番。
「ひたすら、キスの天ぷら」を揚げ続けると言う仕事(笑)。

揚げては皿に盛りつけ、また揚げる…。
この繰り返しです。

何匹くらい揚げたかな〜。
100匹はくだらないと思いますよ。

2時間くらいはズッと天ぷら揚げてた気がする(笑)。

父も最後の方は「もう、キス見たくない」って感じになってましたからね。
まあ僕も「天ぷらはしばらくエエかな」とか思ったもんな(笑)。

かといって、いい加減には揚げれないですからね。
大量の天ぷらを揚げる時は「油の温度」と「衣の温度」に注意しないといけないんですよね。

衣には氷を入れて暖まらない様に。
油はこまめに温度調整しながら揚げてました。

で、残り数十匹となったところで…。
「残りは持ち帰りでお願いします」との声。

ってなわけで、残りは「持ち帰り用」に揚げる事に。
持ち帰り用となると、「その場ですぐ食べる」天ぷらとはちょっと違う揚げ方をする必要があるんですよね。

まあそれは企業秘密ってことで。
つーか、隠すような事でもないんですけどね(笑)。

持ち帰りってことは、帰って食べるってことでしょ。
つまり「冷めた状態」で食べるわけですよ。

まあハッキリ言えば「冷めた天ぷら」ってのはウマくないです。
でも、少しでもウマく食べてもらう工夫は必要だと思うんですよ。

ってなわけで、そこらへんの工夫を少々させてもらいました。
で、その内容は企業秘密で(笑)。

ええじゃないですか、タマにはちょっとした秘密があっても。
普段、ぶっちゃけまくってるんだから(笑)。

ってなわけで、去年は「料理風景」とか撮影する余裕があったんだけど…。
今年はありませんでした(笑)。

つーか、結局「キス」は150匹くらい…。
「アジ」は80匹くらい…。

この他にメバルやらカワハギ…。
もう笑うしか無い位、捌いて料理したな(笑)。

でも子どもさんとかは、「魚ばかりで」飽きるわけですよ。
だから「カツ丼6つ」なんて注文が来るんですよね(笑)。

去年はカツ丼3つだったのにな〜。
何気に増えてるやん(笑)。

ってなわけで、天ぷら揚げたりしながら、カツ丼も作りました。
で、その最中にさらに「鬼そば10個」との注文。

あれだけ、魚食べてまだ喰うか?(笑)。

あ〜、でも去年も「鬼そば5つ、ざるそば5つ」って注文が来たもんな〜。
魚の尻尾まで食べ尽くしてたのに(笑)。

ってなわけで、結局午後2時から…。
3時間ほど魚と戦ったのかな?

でもナカナカにイイ経験になったし、楽しかったですね。
コレが毎週とかだと、ツライけど(笑)。

まあでもホントに、準備さえしっかりしてたら、結構楽しい。
今年はかなり綿密な打ち合わせと準備をしてましたからね。

で、役得もあるんですよ。
釣りたての魚が手に入る(笑)。

でもこの時点で…。
「キスの天ぷらは喰いたくないな」って思ってました(笑)。

ってなわけで、このお座敷が終わった後は、ゆっくりとお片づけ。
疲れたけど、充実感もありましたね。

ってなわけで、晩メシは…。

言うまでもなく、魚でした(笑)。

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