魚vs大江山「2007年」
ってなわけで、やっとこさお話は「日曜日」です。
イヤ〜、昨日は何気に沢山更新したもんな。
まあ内容はあまり、無かったけど(笑)。
イヤイヤ、ちゃんと心を込めて書きましたよ。
ビール飲みながら(笑)。
ってなわけで、日曜日はいつも通りにお店へ。
まあ午前中はコレと言った仕事はなかったんですよ。
だから、普通に食堂オープン。
お客さんは…、ウンまあまあってところですかね〜。
メチャ多いってわけではないですが、少ないってことも無かったです。
コレが8月になると、かなり増えてくるんですよね。
で、お客さんが居なくなったところで…。
お楽しみの昼食タイム、って行きたかったんですが…。
昼からはある予約、が待ち構えてたんですよね。
その準備をしてたので、いつものような昼メシはお預け。
とりあえずスーパーの残り物のコロッケと、玉子焼きを食べる。
あっ、もちろんビールは飲みました(笑)。
で、「ある予約」ってのが…。
「釣って来た魚を、料理して出す」って内容だったんですよ。
ちなみに昨年の同時期にも同じ注文がありました。
もちろん予約して来たのは、同じところですね(笑)。
え〜と、とにかく「どんな魚が、どれだけ釣れるか分からない」わけですよ。
またこの日が「微妙に曇り」だったんですよね。
そう言う時は、良く釣れるんだよな(笑)。
ってなわけで、昨年の経験を活かして…。
「前もって準備出来るものはしておこう」って思ったわけですよ、両親も僕も。
去年はうな重食ってのんびりビール飲んでたもんな(笑)。
ってなわけで、まず僕は「天ぷら」の準備を。
いつもよりデカイ鍋に油を入れておきました。
とにかく「キス」を沢山釣って来られるんですよね。
で、かなりの量の天ぷらを食べられるんですよ。
マジで「よくこれだけ食えるな」ってくらい(笑)。
で、衣はいつも通りのモノだったんですけど、気温や油の近くに置くと言う事を考えて「氷」を2個ほど入れておきました。
カラッと揚げるための、工夫ですね。
確かクッキングパパでもこういう工夫をしてたよな〜。
美味しんぼでは「水も玉子も小麦粉も冷えたものを使う事」って言ってたしね。
ってなわけで、僕はこの日は「天ぷら」しかも「キスの天ぷら」担当。
で、僕が準備している隣で、父が…。
ひたすらニンニクを刻んでました。
「タタキ」を作るためですね。
キスと同じくらい「アジ」を釣って来られるんですよね。
で、大抵「タタキにして」って言われるんですよ。
だから、今年は前もってこういう準備をしておきました。
もちろん「モミジおろし」も大量に準備しておきました(笑)。
で、母ももちろん、準備をしていました。
コレは「煮付け」用の煮汁ですね。
昨年も「コレは煮付けで」とか言われたんですよね。
で、慌てない様に、先に準備しておいたわけです。
醤油と酒と味醂とショウガを基本とした煮汁ですね。
コレを一旦沸騰させておいたんですよ。
後は、魚を入れるのみ(笑)。
ってなわけで、午後1時20分過ぎに電話があったのかな〜。
「先に魚を乗せた車が出発しました」ってな感じで。
昨年はお客さんと魚が同時にきましたからね。
もう大変でしたね(笑)。
でも今回は「先に魚」が来るとの事。
「それなら、少しゆとりが持てるな」って思ったんですよ。
しかし、ナカナカ魚が到着しないんですよね。
結局、お客さんと一緒に来たよ(笑)。
イヤ、まあお客さん全員ってわけじゃなかったんですけどね。
ちなみに、先にきたお客さんは「何で、魚と同じ時間に到着するねん」って突っ込んでました(笑)。
まあ交通事情等もあったんでしょう。
ってことで、午後2時頃に到着しましたよ。
ハイ、ドカーンってな感じですね。
ウン、今年は多分去年より沢山釣ってますね。
で、予想通りキスとアジが大量(笑)。
メバルなんかもあるな〜。
で、もちろんコレだけではなかったんですよね。
え〜と、コチラが大物。
「カワハギ」と「マトウダイ」ですね。
ちなみに、カワハギは分かったんですよ。
マトウダイは分かりませんでしたね。
「コレ何?」って感じでしたね。
ちなみに、両親も初めて見たそうです。
お客さんに聞いて、初めて「ふ〜ん、そういう名前なんや」って言ってましたもん(笑)。
捌いてから、魚の名前を知るって何気にオモロいな(笑)。
で、コレで終わりじゃなかったんですよね。
さらにドン!
何匹おるねん!って突っ込みたいくらい多かったですね(笑)。
で、まずはアジを捌いて「タタキ」を作る事に。
アジを三枚に下ろして、皮を剥いて…。
ソレと同時に「塩焼き」にするために、アジを捌きました。
魚を持ってくる前に、お客様の方から要望が出てたんですよ。
「キスは全部天ぷら」「アジはタタキと塩焼き」ってね。
なので、まずは必死で「タタキ」と「塩焼き」と「天ぷら」の準備に取りかかりました。
ってなわけで、僕もとにかく必死で「塩焼き」にするためのアジを捌き続けておりました。
で、そうこうしているウチに、タタキが完成。
去年は僕は「料理を運ぶ」立場だったんですよね。
でも今年は作る方だったんですよね。
ってなわけで、お座敷へのお運びは助っ人を頼んでおきました。
両親や僕らも大変ですが、料理を運ぶのも大変なんですよね。
大人だけじゃなくて、子どもも居るからいろんな飲み物の注文が通るしね。
ってなわけで、キスは父がひたすら捌いていました。
で、ある程度、捌けたキスが溜まったところでワタクシの出番。
「ひたすら、キスの天ぷら」を揚げ続けると言う仕事(笑)。
揚げては皿に盛りつけ、また揚げる…。
この繰り返しです。
何匹くらい揚げたかな〜。
100匹はくだらないと思いますよ。
2時間くらいはズッと天ぷら揚げてた気がする(笑)。
父も最後の方は「もう、キス見たくない」って感じになってましたからね。
まあ僕も「天ぷらはしばらくエエかな」とか思ったもんな(笑)。
かといって、いい加減には揚げれないですからね。
大量の天ぷらを揚げる時は「油の温度」と「衣の温度」に注意しないといけないんですよね。
衣には氷を入れて暖まらない様に。
油はこまめに温度調整しながら揚げてました。
で、残り数十匹となったところで…。
「残りは持ち帰りでお願いします」との声。
ってなわけで、残りは「持ち帰り用」に揚げる事に。
持ち帰り用となると、「その場ですぐ食べる」天ぷらとはちょっと違う揚げ方をする必要があるんですよね。
まあそれは企業秘密ってことで。
つーか、隠すような事でもないんですけどね(笑)。
持ち帰りってことは、帰って食べるってことでしょ。
つまり「冷めた状態」で食べるわけですよ。
まあハッキリ言えば「冷めた天ぷら」ってのはウマくないです。
でも、少しでもウマく食べてもらう工夫は必要だと思うんですよ。
ってなわけで、そこらへんの工夫を少々させてもらいました。
で、その内容は企業秘密で(笑)。
ええじゃないですか、タマにはちょっとした秘密があっても。
普段、ぶっちゃけまくってるんだから(笑)。
ってなわけで、去年は「料理風景」とか撮影する余裕があったんだけど…。
今年はありませんでした(笑)。
つーか、結局「キス」は150匹くらい…。
「アジ」は80匹くらい…。
この他にメバルやらカワハギ…。
もう笑うしか無い位、捌いて料理したな(笑)。
でも子どもさんとかは、「魚ばかりで」飽きるわけですよ。
だから「カツ丼6つ」なんて注文が来るんですよね(笑)。
去年はカツ丼3つだったのにな〜。
何気に増えてるやん(笑)。
ってなわけで、天ぷら揚げたりしながら、カツ丼も作りました。
で、その最中にさらに「鬼そば10個」との注文。
あれだけ、魚食べてまだ喰うか?(笑)。
あ〜、でも去年も「鬼そば5つ、ざるそば5つ」って注文が来たもんな〜。
魚の尻尾まで食べ尽くしてたのに(笑)。
ってなわけで、結局午後2時から…。
3時間ほど魚と戦ったのかな?
でもナカナカにイイ経験になったし、楽しかったですね。
コレが毎週とかだと、ツライけど(笑)。
まあでもホントに、準備さえしっかりしてたら、結構楽しい。
今年はかなり綿密な打ち合わせと準備をしてましたからね。
で、役得もあるんですよ。
釣りたての魚が手に入る(笑)。
でもこの時点で…。
「キスの天ぷらは喰いたくないな」って思ってました(笑)。
ってなわけで、このお座敷が終わった後は、ゆっくりとお片づけ。
疲れたけど、充実感もありましたね。
ってなわけで、晩メシは…。
言うまでもなく、魚でした(笑)。