2006年7月27日

言いたくないけど…暑い!

「暑いと言ったら、罰金」ってのを、国が開催すれば結構な額が集まるんじゃないかと思うくらい暑くなってきた(笑)。

もう夏になったら当たり前の事なのに、やっぱり言ってしまうんだよな〜。
しかしやっとのことで梅雨が終わって(まだ近畿地方に宣言は出てないけど)、夏って感じがしてきましたね。

で、今日はいつもなら、そんなに忙しくならない時間帯(午前11時15分〜50分くらい)に結構な数のお客さん。
だいたいほとんどが「そば系」の注文でした。

で、やっぱり暑い事が影響しているのか、「ざるそば定食」って頼む人が多かったですね。
って、基本的に、メニューには「ざるそば定食」はないんですけどね(笑)。

しかしまあ、最初の「日替り定食」が注文されるまでに、結構な数の注文が立て込んでたんですよ。
だからちょっと心配しましたね、「今日の日替り、写真撮れるかな」って(笑)。

もはやある意味、ライフワークですからね。
何かの用事で、家を空けるときどうしようかなって思ってますもん(笑)。

で、今日の一番乗りのお客さんは、午前11時20分頃でした。
「オバちゃん1人とオッチャン2人」の計人組のお客様でした。

で、また座るまで、時間がかかったんですよ。
最初入って来て、オバちゃんが「ここ一番涼しーわ」って、モロにクーラーの風を浴びる席に座ろうとしたんですよね。

しかし最初は良くても、後で寒くなるんじゃないかと思って、ちょっと言ったんですよ。
「そこクーラの風、モロに来ますから後で寒くなりますよ」って。

そしたらオバちゃんが、「あ〜、それはかなんな〜」と言って別の席を探そうとしたんですよ。
で、そのやりとりを「聞いていたはず」のおっちゃんが、「ここ涼しいから、ここにしよや」ってクーラがモロの席に座ろうとするんですよ(笑)。

で、まあ先に、「夫婦」と思われる、この2人がウロウロとするんですよ「席」を求めて。
「コッチは(オバちゃんの旦那)」と言ったら、「そこ2人がけやん(オバちゃん)」と言い返すし。

「ココは(オバちゃんの旦那)」と言ったら、「そこクーラーの風がモロに来るって、先言ったやん(オバちゃん)」との切り返し。
「別にそれでもエエやないか(オバちゃんの旦那)」と言えば、「私がかなんのや(オバちゃん)」と言い返す。

この間、僕はお茶とおしぼりを持ったままズーッと立ったまでした(笑)。

で、やっとのことで「ここでエエか(オバちゃんの旦那)」となりかけたとこで、もう一人のオッチャンが登場。
入ってくるなり「あつー」と言い、「あ〜、涼しー」と言って2人が決めた席と違うところに座ろうとする(笑)。

結局、3人が座るまでに、結構な時間がかかりました。
「いろいろ、回ってスマンな(オバちゃんの旦那)」とオッチャンが言って来ましたけが、「いえいえいいネタをありがとう(猛、心の声)と思ったのは言うまでもありません(笑)。

まっ、しかしこの3人組、注文でもまた時間がかかったんですよ。
やはりこの暑さだったので、冷たいモノが食べたかったんでしょうね。

最初に言われたのは「生中(オバちゃんの旦那)」でした。
その後、何人かお客さんが入って来たので、そちらにお茶とおしぼりを出した後、食べ物の注文を聞きに言ったんですよ。

そしたら「冷たいそば定食(オバちゃん)」と言う、「聞いた事ないような」定食を注文されました。
するとすかさず、「ワシ、そばだけでイイわ、冷たいの(オッチャン)」って言うわけですよ。

ちなみにこの時点で、ウチのお店のメニューは一切見ずに注文しています(笑)。

まあしかしさすがに、「そのまま」の注文を通すわけにはいかないので、「冷たいそばは、ざるそばですか?それとも他のそばですか?」と聞いたわけですよ。
そしたら「えっ、そばって他にも何かあるん?(オバちゃん)」って言うわけですよ。

そこですかさず、席に置いてあるメニューを3人組の目の前へ。
そしたら「ワシ、ソーメンなんかがエエな。兄ちゃんソーメンあるか?(オバちゃんの旦那)」って聞かれたので、すぐさま「メニューには表裏書いてありますので」と言っておきました。
そして「鬼そば定食の、鬼そばをざるそばには変更できますよ」って伝えました。

もう伝えるって言うより、訴えだな心からの(笑)。

そしたら、また「熟慮タイム」に突入したんですよ。
でもそうしている間にも、お客さんは入ってくるんですよ。

仕方がないので「また後で聞きに来ます」と、言ってとりあえず他のお客さんの注文を聞きに回りました。

で、やっとのことで、3人組の注文が決まったようなので聞きに言ったんですよ。
そしたら、「鬼そば定食(オバちゃん)」「鬼そば(オッチャン)」「わし冷やしソーメン(オバちゃんの旦那)」って言う内容。

え〜とね…、「あんたら、冷たいそばが食べたかったんじゃないの?」って、言いそうになりましたよ。
事実「あの〜、鬼そばは熱いんですけど、よろしいですか?」って聞きましたもん(笑)。

すると「はい、それでいいです(オバちゃん)」とのこと。
じゃああれだけ、時間かけなくてもいいんじゃなかったの?って思ったのは言うまでもありませんね(笑)。

またここが食べ終わった後、変わった事を聞いてくるんですよ。
「兄ちゃん、スイカ切れるか?(オッチャン)」って、聞いてくるんですよね。

で、「えっ、スイカですか?」って聞き直したら、「そう、丸ごとを半分に切って(オッチャン)」って言うわけですよ。
「もしかして、食べるの?(猛、心の声)」って思ったんですよ。

まあ思ったっていうか「あの〜、こちらでお召し上がりですか」って直接聞いたんですけどね(笑)。

そしたら「ちゃうちゃう、切ってくれるだけでエエねん(オッチャン)」との答え。
「持って帰るのかな?(猛、心の声)」と思ったので、「あの〜、ちょっとスイカの在庫があるか確認に…」と答えました。

でも何か納得しているような顔じゃなかったので、「あの〜、近くのスーパーで半分に切ったスイカ売ってますよ」と付け加えました。
そしたら「ちゃうねん、ワシの持っているスイカを半分に切ってほしいんや!(オッチャン)」とのこと。

つまり「丸ごとのスイカを切れるような包丁が、家にないから切ってくれへんか」ってことだったみたいです。
つ〜か、なんで包丁持ってないのにスイカを買うねん(笑)。

結局その質問をされた時間帯が、一番お店が混んでいる時だったので、スイカは切らずじまいでした。
っていうか、一緒にご飯食べてた夫婦に頼めば良かったのに、って思わずにはいられませんでした(笑)。

もうちょっと、お店が暇だったらスイカくらい切ったんですけどね、僕以外の人がね。
でもスイカなんかは、食べる直前まで切らない方が美味しいと思うんですけどね。

しかし「ワシ今スイカ丸ごと持ってるから、切ってくれへんか(オッチャン)」って言った時の、夫婦の反応が面白かった。
「お前、今スイカ持っとんのか?なんでや?(オバちゃんの旦那)」って、言ってたけど激しく同意しますよその意見には(笑)。

ってことで、スイカを切らなかった事の苦情もなく、3人組のお客様は帰られました。

しかし客商売ってのは、いろんな人が見れる商売だな〜って思った(笑)。

まあしかし長々と書いたけど、まだオムライスじいちゃんを超えるインパクトはないな(笑)。

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