2007年6月29日

揚げて煮込む

ってなわけで、ワタクシが出場した主張発表大会のDVD見ました。

口の動きがキモ過ぎる(笑)。

言葉と言葉の間に、口が動くんですがそれがキモイ。
見てて「どんだけ変な動きすんねん!」って自分に突っ込んでました。

ちょっと緊張してたのもあるかもしれませんが、奇妙な動きでした。
「そうか、オレは喋るときはあーいう動きをするんだ」って思いましたね。

とにかく、口が何気に変な動き方(笑)。

ってなわけで、サイト上にアップする事は一生無いと思います。
つーか、そんなの見てもしゃーないしね。

僕のトークを見たかったら、直接会いましょうってことで(笑)。

ってなわけで、暑いですね。
とにかく「グダー」ってなる暑さですね。

ってなわけで、そんな暑さを吹き飛ばすようなメニューだった木曜日の日替り定食。
それを紹介したいと思います。

まあこういう風に言うときは、大体「ハイ、ウソでした〜」みたいになるんですけどね(笑)。

ってなわけで、木曜日の日替りはコチラ!
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ハイ、コレではメニューが何かわかりませんね。

つーわけで、ちょいとフタを開けまして、撮影をしたのがコチラ。
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「カツ煮・キュウリのタタキ・万願寺唐辛子とジャコの煮付け・ご飯・味噌汁・漬物」で、毎度の600円でございます。

ってなわけで、これまでは「カツとじ」って書いて来たんですよね僕。
でもね、どうも「カツ煮」の方が、呼び名としては広まってるみたいなんですよね。

検索しても「カツ煮」の方が多く出て来たしね。
ってなわけで、今日から「カツとじ」あらため「カツ煮」に変更。

つーか、他の呼び方として「カツ皿」とかもあるそうですね。
牛丼の呼び方と一緒やね。

牛丼屋でビール飲むなら、牛皿だよね。
って、どこでもかしこもビール飲もうとするな(笑)。

つーわけで、「どこが暑いときのメニューやねん!熱々やないか!」って突っ込みたくなるくらい湯気が出てますね。
イヤイヤ、こういうときこそ熱々のモノを食べるんですよ。

それがまたウマいのよ。
汗をかきながらカツ煮を食べてビールを飲む…。

って、飲むなって(笑)。

つーわけで、「役に立つはずも無い」メニュー解説を。
まずは「カツ煮」を。
062911.jpg
イヤ〜、まさに熱々ですね。

ちなみに器は「陶板焼き」で使用しているモノを使いました。
コレを使う事によって、最後まで熱々で頂けるんですよ。

でもね、後で洗うのが大変なんだ(笑)。

まっ、でもよりオイシく食べてもらうにはね、洗い物くらいはヘッチャラですよ。
って、コレ何のアピールだ?(笑)。

ってなわけで、まずは豚肉を切り分けます。
厚みは1cmくらいに切り分けました。

で、大きさは、通常ウチが出しているトンカツの半分くらいにしました。
器との大きさと、他のメニューとの兼ね合いですね。

で、脂身と赤身のところに少し切れ目を入れて、筋を切ります。
そして、出刃包丁の背中で、豚肉を叩いてある程度伸ばします。

あくまでも「ある程度」ですね。
「親の敵」のように、ぶっ叩いて伸ばす必要はありません(笑)。

で、豚肉の両面に軽く塩こしょうをします。
062912.jpg
で、後は「小麦粉まぶして、衣つけてパン粉をつければ」準備は完了ですね。

ちなみに、こんな感じ。
062913.jpg
せっかく撮った写真だから使っておかないと(笑)。

で、まあ「後で煮込むから先に揚げておいても」ウマいのはウマいです。
でもね、やっぱりコレは「お客さんが来てから揚げよう」ですよ。

で、そんなに時間がかからない様に、ある程度伸ばしておきましたからね。
煮込むからこそ、出来立て熱々をってなモンですよ。

つーわけで、トンカツの仕込みは終了。
続いて、一緒に煮込む具材の仕込み。

え〜と、ウチの場合は、カツ丼の場合「タマネギ・青ネギ・カマボコ」を使います。
ってなわけで、それらの具材を切り分けておきました。
062914.jpg
タマネギがまたエエ味を出すんですよね。

ってなわけで、お客さんが来たらまずカツを油に入れます。
で、器に出汁を入れて、火をつけます。

そこに、揚げたてのカツを切り分けていれます。
そして、その上からタマネギ&青ネギ&カマボコを入れます。

ちなみにタマネギは前もって出汁で煮ておきました。
時間短縮のためですね。

で、この時にタマネギを煮た出汁も少し入れます。
そして、煮えて来た頃合いを見て、溶き卵を投入。

入れたら、すぐに火から下ろします。
ちょっと生っぽいくらいがベストですね。

敷き皿に載せて、フタをしてお客さんに出すんですが、その間に火が入るんですよ。
普段ウチは、丼ものにはフタをしないんですよ。

だから、ある程度「半熟」になった頃合いで出してたんですよね。
しかし、この日は熱々の器を使ってましたからね。

そこらへんを考えて、お客さんに提供する様にしました。
イヤ〜、何気に考えてるやん。

って、カツ煮の担当は父だったんですけどね(笑)。

つーわけで、出来立てのカツ煮はマジでウマそうでした。
ウチのお店の通常メニューに入れようかなって思いましたからね。

お店で通常メニューとして出すなら、800円くらいかな。
コレもまた考えておこう。

でも、洗い物が大変なんだよな(笑)。

ってなわけで、カツ煮の説明はコレにて終了。
続いては…。
062915.jpg
「キュウリのタタキ」の説明を。

コレを見た人は「何故にタタキ?」とか思うかもしれません。
カツオのタタキとかは「焼き」が入りますからね。

でもコレは焼いていない…。
では、何故にタタキなのか…。

その答えはコチラ。
062916.jpg
キュウリを叩いて作ったからタタキ(笑)。

それ以外に理由は…ないな。
「叩いたからタタキ」それでエエやん(笑)。

え〜と、このようにまずは「砕けるんじゃないの?」ってくらい叩いて下さい。
で、その後テキトーな大きさに切り分けます。

そして、「ショウガ」「大葉」を千切りにしたモノを混ぜます。
味付けは「梅肉」がメイン。

そして、最後に「赤蓼」を乗せて完成。
後は、冷蔵庫で冷すだけですね。

で、なるべく「キンキン」に冷して下さい。
歯にしみるくらい冷えてた方がウマいです。

歯ごたえとウメの酸味、そして赤蓼の「!!」って風味がエエ感じの一品です。
ってなわけで、熱いものと冷たいモノのバランスがエエね〜。

毎度の手前味噌やけど(笑)。

ってなわけで、最後は小鉢の紹介。
062917.jpg
「万願寺唐辛子とジャコの煮付け」ですね。

ハイ、たくさん万願寺唐辛子をもらったので、煮付けてみました。
母がね(笑)。

万願寺煮てもウマいんですよね。
この具材もコレから登場頻度が増えるだろうな(笑)。

ってなわけで、木曜日はこういう感じのメニューでした。
で、お店の方はと言いますと…。

まあまあですかね。
用意していた日替りは全部売り切れましたね。

つーか、ちょっと足りなくなりました。
最近、ちょっとギリギリの数で仕込みすぎやな(笑)。

ってなわけで、お客さんが居なくなったところで…。
お楽しみの昼食タイム。

「オレもカツ煮、喰おうかな〜」って思ったんですよ。
「でもちょっと前に食べた気」がしたんですよね。

なので、「よし、普通にトンカツにしよう!」と決めました。
ってなわけで、一品はトンカツに決定。

つーわけで、完成したワタクシのまかないがコチラ。
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「トンカツ・エビフライ・キュウリのタタキ・コンニャクとゴボ天の煮物」そして、冷えたビールとグラス。

ってなわけで、「揚げ物の王様と女王様」とも言える、トンカツとエビフライを同時に食べる事に。
何故かエビフライ見ると、心がウキウキしますね。

もう33歳やけど(笑)。

ってなわけで、揚げたてのトンカツとエビフライ…。
お子様でもビールを飲むべきだなコレは(笑)。

イヤ〜、でもこの料理を考えた人はスゴいね。
ビールとトンカツとエビフライを考えた人はノーベル賞ものだよ。

特にビールを考えた人。
オレにとっては、神やね神(笑)。

ってなわけで、毎度ご機嫌で…。
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VIPルームで昼メシ(笑)。

さ〜て、今日はお泊まりさんもいないし…。

飲むだけだなコリャ(笑)。

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コメント[2]

ここを訪問するたびハラがへります。
気取って、敷居の高い料理店にくらべたら
いかにありがたいことか!

さきほど、リンクでミヤジさんとチビママさんのところをのぞかせていただきましたが、みなさん心豊かに日々をお過ごしのご様子、ときにはつらいこともお有りでしょうに...。(たぶん)

食材も食の技法もながい時間をかけて先人が授けてくれたもの、技におぼれることなく謙虚にありたいと思う今日この頃でした。

ハイ、ダウ酔っ払っております。

で、これからジミヘンコードのループを作って
無茶苦茶、ギターを弾こうと思います。

>ダウ スチャチャイさん
「訪問するたびハラがへる」ありがたいお言葉です。

僕には体裁を整えるほどの腕前はありませんし、まだまだヒヨッコです。
でもやってることを正直に、ありのまま報告したいなって思っています。

どんくさくて、不器用な僕ですが、それを恥じる事無く生きて行きたいと思っております。
昨日も指切りました。

しかもザックリと(笑)。

でも包丁傷や、油でのヤケドの跡が何か心地いい。
別にMじゃないですけどね(笑)。

で、ダウさんギター弾くんですね。
今度ネット上でセッションでも…。

って、最近オレギター弾いてないから自信が無い(笑)。