2006年4月16日

そろそろ違いが表面化

今日は僕の地元である下町区の初集会が行われた。
新役員の紹介や、行事日程や今年度の予算について報告があった。

一番目に見えて変わったのは「敬老会」についてだと思う。

合併前の大江町では、他に比べ多額の補助金を敬老会に出していた。

形としては、公民館に敬老会の運営を委託する方式をとっていた。

大体一人頭「3000円」ほどの補助金が出ていたと思う。
正確な額を調べようと思ったんですが、町議時代の予算書などは片付けてあるので出してくるのがめんどくさい(笑)。

で、合併後の福知山市での補助額は一人頭「1045円」となっている。

開催時期も大江町が4月だったのに対して、福知山市では9月となっている。
ただ三和町や夜久野町でも、形式はほぼ現在の福知山市と同じような感じだったみたいであまり違いはないようである。

で、大江町地域では今「敬老会」をどうするか?と、いう議論が持ち上がっているわけだ。

公民館としては「従来通りに実施したい」とのことで、そうなると各戸の負担金を増やさなければならない。
地域によっては、各戸負担を増やしたところもあるようだ。

おそらく河守地域でも今年度に関しては、負担金を増やす形になるんじゃないかと思う。

で、僕としては、合併してもしなくても、こういう「各種イベント」は見直す必要があると思っていました。
「実施する・しない」も含めて、内容などを検討しないと財政的にキツいと思っていたからです。

ただしむやみに内容を縮減すればいいってもんじゃないし、イベントを削減すればいいってもんでもありません。

ただ少子高齢化が進むこの地域で、従来通りのやり方では、若者にかかる負担が大きくなりすぎるのではと考えていました。
例えば、合併後の大江町には体協がなく、その分公民館にかかる負担が大きくなっています。

現にまだ公民館は「行事日程」さえ組めていない状況です。

どうやら大江町でも体協に変わる組織編成をしようという動きがあるみたいです。
確かにこのままだったら、大江町でのスポーツ振興は進みませんからね〜。

しかしやっぱりこういうことって「合併前から予測」できたことなんですよね。
こういうことも含めて「合併前」にキチンと協議して調整しておく必要があったんじゃないかな〜って思います。

まあその時は僕も町議だったので、責任はあるわけですけどね(笑)。

何にせよこれまでの「補助金頼み」という考え方を改めないといけないってことですね。

そういう意味では、今回の合併により「いろんなことを見直すことが必要となった」わけですから、まんざら合併も無駄じゃなかったな〜とは思います。
まあ僕は合併には「大反対」でしたけどね(笑)。