2007年9月12日

お店で作るのは初めて

ハイ、ってなわけで、ココ数日全くもって「料理」のお話をしてませんでしたね。

つーか、飲んで酔っぱらって何か書いてただけ(笑)。

ってなわけで、ワタクシの本業は飲食業なんで…。
そろそろ、そちらの方の記事も書きたいと思います。

ってなわけで、9月8日「土曜日」の日替り定食を紹介したいと思います。
え〜と、ウチのお店で日替りとして出したのは初めてのメニューだったかな。

少なくとも、僕が帰ってきてからは初めて。
つーか、何度か使っててもおかしくないメニューなんですけどね。

ってなわけで、この日の日替りがコチラ!
photo5535.jpg
「酢豚・キンピラゴボウ・ご飯・中華風スープ・漬物」で、毎度の600円でございます。

ってなわけで、僕の記憶では初登場の酢豚です。
ウチのお店的には、結構ピッタリなメニューだとは思うんですけどね。

何故かコレまで登場したことはありませんでした。
ってなわけで、この日は基本的に母が日替りを仕切っていました。

だから、野菜の切り方も豪快(笑)。

ってなわけで、メニュー解説を。
まずは酢豚。
photo5536.jpg
やはり、具がデカイですよね。

ウン、母らしい(笑)。

しかし野菜の切り方一つ取っても、それぞれに個性があるよな〜。
父が仕込んだらこういう感じにはならないですからね。

つーか、常連さんも「今日は○○が仕込んだな」とか分かってるんじゃないかな〜(笑)。

ってなわけで、まずは豚肉の仕込み。
photo5537.jpg
この日は「豚スライス」を使用。

まずは下味として塩こしょうを全体に振りかけます。
そして、グルぐるっと巻き込み、まずは小麦粉をつけます。

さらに、溶き卵をつけ、そこに片栗粉でさらにコーティング。
味がよく馴染む様に、厚めに衣をつけました。

で、それを揚げたのがコチラ。
photo5538.jpg
ブロック肉を切るのと、スライス肉を巻いたのとはやはり食感が違いますね。

まあコレはお好みですね。
つーか、スライス肉が沢山あったんですよ(笑)。

で、コレにて豚肉の仕込みは終了。
続いて、野菜の仕込み。

まずは野菜をテキトーな大きさに切ります。
そしたら、それらを一旦湯通しします。
photo5539.jpg
こうしておくと、素早く作ることが出来るんですよね。

それに、ダラダラとフライパンで炒めるよりエエ感じに仕上がるんですよ。
ちなみにこの日使用したのが…。

「タマネギ・万願寺唐辛子・赤パプリカ・人参」ですね。
ちなみに、僕は「酢豚にパイナップル」反対派です。

ウチのバアちゃんは「酢豚にはパイナップ」賛成派です。
しかも熱狂的なパイナップルファンです。

つーか、「酢豚パイナップル教」の信者です(笑)。

う〜ん、好きな人には申し訳ないけど…。
やっぱり入れない方が…。

まあ確かに、酢豚は甘酸っぱさが信条ですけどね。
だからといって、パイナップルは…。

ちなみに、バアちゃんはたまに酢豚に豚肉を入れ忘れたりします。
つまり「パイナップルと野菜の甘酢炒め」になるわけです。

コレはかなりツラかった(笑)。

で、豚肉は揚げてあったんですよ。
だから、もう一度「酢野菜」を温めて豚肉を入れたら良かったと思うんですが…。

バアちゃん笑ってごまかして、自分だけお茶漬け喰ってすぐに就寝。
しかも自分自身も、残してるのよ「酢野菜」を(笑)。

もちろん、後片付けはワタクシ。
ファンキーなグランドマザーだぜ(笑)。

ってなわけで、これにて具材の仕込みは完了。
で、味付けは前もって「合わせ調味料」を作っておきました。

え〜と…、何入れたっけ?
もう先週のことだから忘れたよ(笑)。

まずは中華スープをボールに。
コレは顆粒のものと液状のものどちらでもどうぞ。

ちなみに、僕は液状のものを使いました。
ほんとはね〜スープから仕込めたらエエんですけどね。

そこまでやると、アシが出る(笑)。

で、そこに「ケチャップ・砂糖・醤油・酢」で味付け。
ここら辺の配分は、お好みですね。

僕的には甘めの方が好きかな。
まっ、でも自分の好みだけでは作ってませんよ。

ってなわけで、後はお客さんが来たら調理開始。
まずは豚肉をもう一度揚げ直します。

この日は一人5個。
そうしている間に、フライパンで調味料を温めます。

そこに野菜を投入。
すでに火は通ってるので、温めるのが主な目的。

そして、肉が揚がったらフライパンに投入。
すばやくフライパンをふって全体を馴染ませます。

ここはなるべく手早く。
そして、そこに水溶き片栗粉を入れて、トロミをつけます。

ココでさらに全体に味が馴染む様に、フライパンを振ります。
トロミをつけてから、いかに全体に馴染ますかが大事ですね。

で、後はお皿に盛りつけて完成。
短時間で作るので、野菜の歯ごたえも残っててナカナカにウマい一品となりました。

イヤ、ホントに何気にウマそうだった。
母も店員さんも「ウマそうやん」って言ってくれましたから。

つーか、ウマいよ(笑)。

イヤ〜、でもこういうケチャップ味って何気にご飯に合うんですよね。
まあビールとの相性には叶わないと思うけど(笑)。

ってなわけで、これにてメインの解説は終わり。
続いて…。
photo5540.jpg
小鉢の紹介を。

この日は「キンピラゴボウ」でした。
え〜と「何か小鉢が欲しいな〜」って僕が母に言ったんですよ。

そしたらコレが出てきました。
沢山作ってたみたいです(笑)。

ハイ、これにて解説終了。
って、何も言ってね〜(笑)。

え〜と、ゴボウの切り方はささがきですね。
美味しんぼの団社長が好きなのがコチラの形状。

ゴボウサラダだったら、千切りの方がウマいと思うんですけどね。
でも僕昔は、ゴボウ大嫌いだったんですよ。

もう給食で「かき揚げ」なんか出た日は、半泣きでした。
でも今では、結構好物。

ただ、未だに「煮たゴボウ」はあまり好きじゃないです。
まあ「カレーにグリンピース」よりは全然平気ですけどね(笑)。

ってなわけで、酢豚にキンピラゴボウ…。
ウン、ウチのお店っぽいぞ(笑)。

ってなわけで、この日はメインが「中華」だったので…。
photo5541.jpg
汁物も中華で攻めることに。

つーか、あくまで「中華風」ですけどね。
ウン、便利だ「○○風」って言葉(笑)。

え〜と、液状の中華スープをテキトーに薄めて使用しました。
そこに、乾燥ワカメを戻したものと、モヤシと卵を入れて完成。

後、ちょいとコショウを振りました。
って、ところまで作ったのが母。

で、僕この時点で飲んでみたんですよ。
「もう一味欲しいな」って思ったので、ちょいとゴマ油を足しました。

ウチのお店で日替り喰うのは「オッサン」が多いので、僕の判断でエエんです(笑)。

ってなわけで、この日の営業は…。
ボチボチでしたかね。

忙しいってことはなかったんですけどね。
で、店員さんが「酢豚まかないで食べたい」ってズッと言ってたんですよ。

でもその願いは叶うことはありませんでした。
売り切れたから(笑)。

イヤ〜、でも自分が作るモノが売り切れるってのはエエね。
まあ昼メシに何喰おうか悩むんですけどね(笑)。

ってなわけで、お客さんがいなくなったところで…。
お楽しみの昼食タイム。

え〜と、この日はお座敷があったんですよ。
そこへ、寿司盛り合わせなんかも出してたんですよね。

で、母が寿司飯を多めに仕込んでおいてくれたんですよ。
ってなわけで、完成したまかないがコチラ。
photo5542.jpg
「海鮮丼・キンピラゴボウ・ちりめん山椒」そして、冷えたビールとグラス。

ってなわけで、魚もあったし寿司飯もあったってことで、海鮮丼を喰うことに。
まあ丼は使ってないけどね(笑)。

まずはカンパチとマグロを切りわけます。
そしてそれを醤油とワサビで和えます。

後は寿司飯に好きなだけ乗せて完成。
さらに残っていたウナギも添えました。

イヤ〜、キンキンに冷えたビールに海鮮丼最高!
またワサビ醤油が染みた寿司飯が何気にビールに合うんだ。

イヤ〜、やっぱり日本人は炭水化物だね(笑)。

ってなわけで、昼間っからエエ感じでビール飲ませて頂きました。
まあ体はかなり疲れてましたけどね。

でも飲んじゃうんだ。
で、飲むと少し楽になる。

ような気がするんだなコレが(笑)。

banner_02.gif
↑「寿司で飲むビールはウマいよね」って思う方は、クリックを!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.miyakitakeshi.com/mt/mt-tb.cgi/13818

コメント[3]

岐阜の山奥に住んでいる、ふみふみです。
私も、酢豚に入っているパイナップルは苦手ですね…。「パイナップルチャーハン」とかも苦手です。基本的に、白い御飯とフルーツは一緒に食べたくないです!!(苦笑)

なにか忘れていた事があると思っていましたが、チリメン山椒の作り方でした。いま思い出しました。 梅雨の頃、山椒の青い実を用意する。私は山で採って来ます。近江からの通販もあるようです。 1~2分塩茹でして、1時間ほど流水でさらす。青いままで冷凍保存可。 海でじゃこを釣って来る。一匹ずつ釣るのはこりゃホネですゎ。だから買ってきてもかまいません。 じゃこと山椒の実と日本酒を浅い鍋で煎り煮し、水分がとんだら醤油をちょろっと掛け回して、全体になじんだら、笊にとって近所の猫に注意しながら1~2時間風乾。以上 遅くなってすみませんでした。またおたよりします。

>ふみふみさん
岐阜ですよね。

で、山奥ってドコなんですかね?
僕はド田舎にすんでいる、独身貴族です(笑)。

ってなわけで、酢豚にパイナップルはね〜。
つーか、入れる意味が分からないですよね(笑)。

でもタマに、サラダにミカンなんかを…。
両親が入れたりするんですよね(笑)。

>ダウ スチャチャイさん
あ〜、そういえばレシピを聞いてた。

ハイ、コレで一度作ってみます。
で、タイに送ります(笑)。

しかし、山椒って色々なモノに風味付けできますよね。
フキの煮付けに、山椒…。

山盛り入れるのがウマいんですよ。
「入れすぎちゃうん」ってくらい、舌がしびれるのがまたエエんだ。

で、タイでも山椒って採れるんですか?

象に喰わせてー(笑)。